2005年4月27日 上賀茂神社
京都府立植物園から歩いて上賀茂神社へと向かいましたが、予想以上に時間が掛かりました。
やはりバスを使った方が無難のようです。
そのバス停への行き方ですが、植物園の北山門を出たら、まず右へ向かいます。
その内、交差点に突き当たるので、ファミレスの『ロイヤルホスト』がある方へ横断歩道を渡ります。
そのまま真っすぐ歩くと目的のバス停に到着するでしょう。
京都信金と道路の向こう側のコンビニ『サンクス』と本屋の『アミーゴ書店』が目印です(近くに郵便局もあります)。
乗るべきバスの行き先は、ズバリ『上賀茂神社行』なので、間違える心配は無いでしょう。
ちなみに、そのバス停の名は『北山駅前』……だったような気もしますが、確信はありませんのであしからず。
もう一つ、JR京都駅から上賀茂神社へ向かう場合は、駅前のバスターミナルのA2乗り場から上賀茂神社行のバスが出ています。
所要時間は45分〜一時間(道路の混み具合で変わります)くらいのはずです。
そんな訳で、歩いてやっとこさ辿り着いた上賀茂神社です。 一の鳥居から真っすぐに参道が続いています。 ちなみに正式名称は賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)。 雷(いかづち)の御神威により、厄を祓いあらゆる災難を除く厄除(やくよけ)明神・落雷除・電気産業の守護神として信仰されています。 私は雷が苦手なので、今度ここに来る時は雷から守ってくれる『雷除御守』を何が何でも買うと決心しています。 雷が苦手じゃない人も、パソコンにとって雷は天敵みたいなものですから、ここの御利益は頼りになるかもしれませんよ? |
|
参道の脇には、しだれ桜があって、ちょうど葉桜になろうとしていました。 下から見上げると、青空に絶妙なまでに映えていたので、もう撮らずにはいられませんでした。 いきなりベストショットが撮れてしまいましたね。 |
|
二の鳥居の前で振り返って撮ってみた図。 下鴨神社と比べてみると、森に囲まれていない分、広々とした印象があります。 |
|
そして、これが二の鳥居。 鳥居にしめ縄を張ってあるのが下鴨神社と違う所です。 |
|
二の鳥居をくぐると、まず目に留まるのが正面の拝殿(細殿)と、その前にある……。 | |
このように円錐形に盛られた立砂(たてずな)です。 かつて賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)が御降臨された神山(こうやま)を模して作られています。 どういう風に盛って作っていくのか? 雨が降ると、やはり崩れてしまうのか? 見ていると様々な疑問が出て来ますが、あえてその辺の事は分からないままの方がいいのかもしれませんね。 |
|
真横から撮ってみました。 二つの山の高さは、とても正確に合わせられています。 |
|
他では見られないものなので、思わず色々な角度から撮ってしまいます。 | |
頂上の所をズームアップしてみると、細い草のような物が二本あるのを発見しました。 これは一体なんなのでしょう? どういう意味があるのか? ・・・やっぱり気になってしまいます。 今度行ったら、神社の人に聞いてみたいですね(前言撤回)。 |
|
拝殿の裏側から二の鳥居と立砂を重ねて撮ってみました。 |
|
これがよく観光案内の写真にも載ってる楼門。 ここをくぐってお参りするはずだったのですが……。 |
|
もう時間が遅かったのか、すでに柵が立てられていて、これ以上奥へは行けませんでした。 ああ……歩かずにバスに乗っていれば、間に合っていたかもしれないのに……。 仕方がないので、柵の手前から撮影。 ちなみに、ここの本殿は普通の参拝客からは見えないようになっています。 |
|
この後、何となく境内を歩いていると、このような場所に出ました。 とりあえず、この先に進んでみることにします。 なぜなら、「そこに鳥居があるから」(笑)。 |
|
鳥居がいくつも連なる坂道を登って行きます。 写真では明るく見えますが、日も傾きつつあり、何より人の気配が全くしないので、少し不安になってしまいます。 |
|
一番上まで上がると、このように小さな神社がありました。 特にここで何かを感じたわけではありませんが(霊感ゼロ)、早々に引き上げてしまった記憶があります。 まあ、あの上賀茂神社の中にある神社ですし、特に問題は無いと思いますが。 |
|
最後は青空に泳ぐ上賀茂神社の鯉のぼり。 この日は風が弱くて、これくらいが限界でしたが、それでも全員揃って懸命に泳ごうとしていました。 |
ちなみに、帰りのバスは一の鳥居の前の土産物屋付近から始発のバスが出ています。
週末や観光シーズンの時でも座って帰れるので、おすすめですね。
降りる時が大変かもしれませんが(笑)。