2005年5月16日 万博公園

前回、万博公園に来た時は桜が満開でしたが、今回は薔薇が満開です。
毎年この時期に行われる『ローズフェスタ』の模様を中心にご紹介いたします。




ここが『ローズフェスタ』の会場、平和のバラ園です。
自然文化園と日本庭園の間にあり、全81品種・約5600株の薔薇が植えられているとのこと。

3月初めの梅の時と同様、これだけ薔薇があると香りがそこかしこから漂って来ます。
色とりどりの薔薇が咲き誇る様は、まさに薔薇園の名にふさわしいですね。

残念ながら、薔薇乙女達は不在のようです。
脳内補完で対応してください(笑)。
会場の隅から太陽の塔を入れて撮ってみました。
この頃はまだ国立国際美術館の取り壊し工事が続いていて、工事用の塀が奥に見えています。

今(2006年9月)から約一年半前の写真ですが、やけに懐かしく感じられる一枚ですね。
これは『友愛』と呼ばれる品種。
縮小した写真では分かりづらいですが、「これぞ薔薇」と言える王道的?な薔薇です。
これは『ブルームーン』。
長年の夢である『青い薔薇』には程遠い色ですが、これでも相当な苦労の末に生み出された品種のはずです。

ちなみに、薔薇には元々青い色素が全く存在せず、普通の品種改良で青い薔薇を生み出すのは不可能であることが判明。
先人達の夢は、21世紀の遺伝子工学によって間もなく実現されようとしています。
このように、一風変わった形で植えられている薔薇もあります。
ちなみに、中央で咲いている薔薇は『金閣』という品種。
これは『ペーターフランケンフェルト』という品種。
鮮やかなピンク色の薔薇です。
この薔薇の品種は不明ですが、同じ薔薇でも花びらの形や広がり方は様々です。
青空をバックに、『金閣』のアップです。
薔薇園の次は日本庭園へと向かい、例によって鯉が多数生息する『心字池』にエサを投入して、壮絶な争奪戦を誘発させます。

ちなみに、このエサを投入している人物の正体については、皆様の想像にお任せします。
コードネーム『お嬢様』と呼んでやってください。
(本人の許可を得て掲載しています)
相変わらずエサを巡ってカオスな状態が続く池の鯉たちです。
5月になって水温も上がってきたせいか、一段と激しいバトルロイヤルを繰り広げていました(笑)。
今日はパークトレイン『花ぽっぽ』にも乗ってみました。
園内は広大(甲子園球場65個分)なので、移動に要する時間短縮や、体力を消耗したくない時には便利な乗り物です。
これだけ車体が長いと、曲がり角などで曲がり辛そうに見えますが、予想に反してなかなかの機動力を見せてくれます。
少なくても、ガンタンクよりは小回りが利きそうに見えますね(笑)。
園内を一周して中央口まで戻ってきました。
普段は並ぶことのない二台の『花ぽっぽ』ですが、閉園間際の最終便の時に限っては、このように揃い踏みしてくれる時があります。
もしかしたら、なかなか貴重な写真なのかも?
中央口付近には、『クリサンセマム・パルドサム』(別名ノースポール、スノーランド)が一面に咲いていました。
道端の花壇などでなじみの深い花ですが、こういう名前だとは知りませんでした。
ちなみに、花びらが黄色いものは『クリサンセマム・ムルチコーレ』という名前です。
最後はやっぱり太陽の塔で締めます。
これからも万博公園の写真を紹介する時は、くどいほど太陽の塔が出てきますので、どうかご了承を(笑)。




     

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