2005年5月27日 西・東本願寺&京都タワー

今回は京都市街のど真ん中の名所を巡ってみました。
いずれもJR京都駅から歩いて行ける範囲にあります。
中でも京都タワーからの展望は、天気さえ良ければ他では味わえないほどの絶品です。



まずは、京都駅から一番離れた西本願寺へ。
かつては新撰組の本拠地にもなった寺だそうです。
見どころとしては、御影堂(ごえいどう)という建物があるのですが……ご覧のように、この時は修復工事用の屋根に覆われて、中には入れませんでした。
現在(2006年12月)ではこの屋根は取り払われて御影堂の姿は現れていますが、修復工事は2008年12月までの予定なので、当分の間は外から見るしかありません。
本堂から門の方向を撮影してみました。
今日の最終目的地、京都タワーが見えます。
西本願寺は早めに切り上げて、次は東本願寺に向かいました。
東本願寺(正式名称は真宗本廟)の門をくぐると、とにかくたくさんの鳩に遭遇します。
その生息数は、鳩のエサを売る商売が成立するほどです(笑)。
ここの鳩はとても人に慣れていて、写真のように簡単に手乗り肩乗り状態になってくれます。
こちらは阿弥陀堂の前。
この日は暑かったため、日陰になるこの場所は格好の休憩場所になっていました。
阿弥陀堂の中へは無料で入れます。
ただし土足は厳禁。
備え付けの袋に靴を入れて入りましょう。
そして阿弥陀堂の中へ。
地平線の彼方まで続くかと思われるほどの畳が広がります(一部誇張あり)。
私の家もこれくらいの広さがあったら……広すぎてどう使えばいいか分かりませんね(笑)。
阿弥陀堂内に展示されていた毛綱(けづな)。
昔は材木を運ぶための強力な綱が無かったため、女性の髪の毛と麻をより合わせて頑丈な綱を作ったとのこと。
ちなみに、人間の髪の毛は同じ太さの銅線よりも丈夫らしいです。
調べてみたところ、髪の毛一本で100グラムの重さを支えられるとか(Wikipediaより)。
人間一人分でも、相当な強度になりそうです。
高廊下から御影堂門(左)と東本願寺でも修復工事中の御影堂(右)と京都タワー(中央)を写す。
何だか全く違う場所の写真に見えますが、ここも東本願寺の中です。
高廊下を進んで行くと、この様々な資料を展示したギャラリーに出ます。
立ち入り禁止ギリギリの場所から、大寝殿前の白州を撮影。
帰りは来た道を引き返して阿弥陀堂まで戻りました。
東本願寺は、ここまで。
次はJR京都駅です。
JR京都駅ビルの姿。
図らずも、ガラス張りの外壁に京都タワーが映っていました。
駅ビルの大屋根。
その吹き抜けの高さは、中で怪獣同士が戦えてしまうほどです(笑)。
JR京都駅名物の大階段です。
一番上までは171段、高さは35メートルもあります。
よく修学旅行生などが一気に上まで駆け上がろうとする姿を見かけますが、ほとんどの者が志半ばで壮絶な戦死を遂げています(笑)。
大階段を登り切ると、このような芝生の広場が広がっています。

余談ですが、大階段の一番上から遙か下を歩く人通りを見下ろしつつ、腕を組んで仁王立ちしていると、何だか少し偉くなったような気がしてきます(爆)。
芝生の広場からは、下を通る新幹線の線路とホームが見下ろせます。
本日のラストは、京都タワーの展望台に登ります。
今日は青空も広がり、絶好の景色が期待できますね。
今日最初に行った西本願寺です。
ここからだと修復工事の様子がよく見えますね。
そしてこっちが東本願寺。
展望台の高さは100メートルですが、建築物の高さが制限されている効果なのか、遙か彼方まで見渡すことができます。
この京都タワーからの見晴らしは、他ではなかなか味わえない独特の雰囲気があります。

そして次は、遠くの物を写そうと思ったのですが……。
ここに来て、とんでもないミスが発覚!
「望遠レンズを持ってくるのを忘れてしまった……」

(lll゜□゜)ガーン

せっかく良い景色が広がっているというのに、何ということだ!

……この写真は平安神宮の大鳥居を中央に捉えていますが、これでは何が何だか判りませんよね。
これでも普通のレンズで最大ズームしているのですが……。
同様に、清水寺を写しているのですが……そこはかとなく写っているとしか言えませんね。

今日のこの悲劇を教訓に、これからは決して望遠レンズを忘れないと心に誓うのでした。
そんな訳で、最後にアクシデントが発生しましたが、この目に景色を焼き付けることはできましたので、今日のところは良しとしましょう(負け惜しみ)。

そして本日最後の写真は、京都〜新大阪間を走る新幹線です。
京都から大阪まで普通の電車だと400〜500円程度ですが、新幹線だと1380円もします(わずか14分で到着しますが)。
一度でいいからゴージャスに新幹線で大阪へ帰ってみたいですね(笑)。




     

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