|
九条通りをひたすら歩いて行くと、この五重の塔が見える交差点に出ます。
中に入るには信号を渡ってからもう少し直進し、南大門へと向かいます。 |
|
これが南大門。
東寺の正門と言える、巨大な門です。
元は三十三間堂の西門だったものを明治時代に移築したものだとか。
ちなみに、東寺の正式名称は『教王護国寺』。 |
|
門をくぐると、そこにはなぜか地面にうずくまるようにしてジッとしている鳩が何羽もいました。
鳩といえばウロウロと歩き回っている姿が定番なだけに、まるで置物のように静かにしている姿が多数鎮座しているのは実に奇妙な光景でした。
近付くと立ち上がって普通に歩き出したので、ケガをしているという訳でもなさそうだし、もう6月後半なので地面の熱で暖を取っているとは考えづらいし……とにかく、こういう鳩の姿は初めて見ました。 |
|
西暦796年に東寺が創建される以前からこの場所に存在していた『八島社殿』。
東寺を創建した空海(弘法大師)が寺院造営に先立って、この社に祈願したとされます。
歴史のある場所のようですが、建物自体は改築されて新しい感じです。 |
|
南大門をくぐると、すぐ正面に見えるのが国宝の『金堂』。
約400年前に再建された二代目の建物です。
この金堂・講堂・五重塔は柵の外から見るのはタダですが、中に入って仏像などを見るには拝観料500円が必要です。 |
|
こちらが重要文化財の『講堂』。
これも約500年前に再建された二代目の建物です。
大きすぎて、全景が入らない……。
ちなみに、中の様子は撮影禁止ですので悪しからず。 |
|
そして、これが京都のシンボルとも言える『五重塔』です。
高さは約55メートル(57メートルと書いてある所も)で、木造の塔としては日本最大。
もちろん国宝。 |
|
快傑まふっとおすすめのアングルはこれ。
内部は基本的に非公開ですが、毎年初詣の時期(2007年は1月1日〜4日)に限っては、第一層の内部が公開されます。 |
|
瓢箪池を中心とした庭園もあります。
静かな風景ですが、毎月21日には縁日(弘法市)が開催されるため、境内の様子は一変します。 |
|
木の下のベンチで休憩しようと思ったら、いきなり上からこのような虫が落ちてきました。
しばらく写真のジュースに張り付き続けた後、いずこかへと去って行く正体不明の虫……。
まさか、涼を求めて来たのか? |
|
入ってきた南大門とは反対の北大門を出ると、『蓮池』という池があります。
そこには、大量の亀が生息していました。
この写真に写っているのは、その中のごく一部。
一体、全部で何匹いるのやら……? |
|
東寺の次は、梅小路公園へ。
東寺から梅小路公園への行き方は、東寺の北大門を出て直進すると、さらに北総門という門があります。
そこを出て右に曲がると、やがて大きな交差点に出るので、そこで左に曲がります。
後は真っすぐ進んで新幹線とJRの線路の下をくぐれば、梅小路公園に着くはずです。
少々ややこしいですが、これが東寺からの最短コースだと思います。 |
|
この当時、梅小路公園の一角には庭園が造られていました。
2006年2月までの期間限定だったので、今はもう存在していないはずです。 |
|
梅小路公園には、このような森もあります。
この付近を歩いていると、どうしても入れない場所があったりしますが、そこは有料のエリアでした……。
この次は、いよいよ本日のメインイベントである『梅小路蒸気機関車館』に向かいました。 |