2005年11月12・22日 夜の清水寺

2005年は11月12・22日の二回、清水寺の夜の特別拝観に行きました。
ここではその写真をまとめて紹介します。




まずは11月12日の写真から。
写真左の建物が仁王門、右が西門(さいもん)と三重塔。
この日は月も出ていて、いい夜でした。
西門と三重塔のアップ。
私の記憶が正しければ、この年から夜の特別拝観時にサーチライトを使用するようになりました。
西門と三重塔を別の角度から。
サーチライトがちょうど月を射抜くように照らしています。
三重塔と月。
この日は花火大会以外で初めての本格的な夜間撮影だったので、撮影のコツを掴むのに苦労しました。
結局、撮った写真の4分の1以上が失敗しているという結果に……。
これは田村堂(開山堂)。
清水寺の創建に関わった坂上田村麻呂・行叡居士(ぎょうえいこじ)・延鎮上人(えんちんじょうにん)の三人を祀っています。
清水寺から見た京都市内の夜景。
中央に見える京都タワーから見る夜景もおすすめです。
サーチライトは背後の山の中から照射されている模様。
ちなみに、この日の紅葉はまだまだでした。
ここからは10日後の、11月22日の写真です。
紅葉もちょうど見頃を迎えていました。
秋の夜の特別拝観に限っては、普段公開されない場所まで特別に公開されます。
写真の北総門から、普段は入れない清水寺本坊へ。
池に映る紅葉。
この辺りのライトアップは控えめだったので、うまく撮るのが難しかったです。
さらに奥へ行くと、成就院(じょうじゅいん)庭園『月の庭』があります。
月の庭は庭園としてはさほど広くありませんが、遠近法を活用して背後にある山と庭園をうまく結び付け、広大さを演出しています。

月の庭を見るには夜の特別拝観料400円に加えて、更に600円が必要です。
写真は成就院の入口を写したもので、月の庭は撮影禁止になっています。
夜空を照らすサーチライトが、かなり遠くまで届いています。
ちなみにサーチライトは西の方角、すなわち仏教における極楽浄土の方角を照らしています。
本堂と清水の舞台。
1秒くらいシャッターを開けていないと、このようには写らないでしょう。
三脚は不可なので、気合で手持ち撮影です。
もちろん、何枚も失敗した末にようやく撮れたものです。
縮小して掲載しているので、細かい失敗は判別できないというのもありますが(笑)。
帰り際に撮った、境内の紅葉。
二回目の夜間撮影ですが、まだまだ満足できる写真には程遠く、写真の腕を上げるには場数を踏むことが大事だと改めて痛感しました。
これがこの日一番うまく撮れた紅葉。
ライトアップが明るい所ほど、シャッターを開けるのが短く済むので、撮影の難易度は低下します。

この日をもって、2005年の京都訪問は全て終了。
この2005年だけで京都に12回も足を運びましたが、それでも行きたい場所の全てを訪れるには全然足りませんでした。
さすがは1000年の都、京都!
これからも京都は、私を魅了し続けることでしょう……。




     

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