2006年9月20日 天王寺動物園(後編)

ライオンに散々睨まれてしまったので、次は癒しを求めてペンギンに会いに行きました。
それにしても、天王寺動物園は意外と広い……。




動物園といえば外せないのがキリンです(手前にいるのはダチョウ)。
こうして見ると、体の模様には擬態効果があるのだろうか?
一瞬、何かの置物に見えてしまいそうな『バーバリシープ』。
北アフリカの岩場に住む野生の羊です。
背景とのミスマッチが、何とも言えない雰囲気を醸し出していますね。
次はトラの中でも一番体が大きい『アムールトラ』。
私はトラ年生まれなので、妙に親近感を覚えてしまいますね。
離れた距離から見ているせいか、ライオンの時のような威圧感は感じられず、むしろ大きな猫が歩いているといった感じ。
おもむろに下へ降りていったと思うと……。
何やらジーッと水面を見つめ続けるトラ。
水の中に何かいるのか、それとも水に飛び込みたいのか……?
いずれにせよ、終始トラとは思えないほどに穏やかな雰囲気が漂っていました。

「お前は虎だ、虎になるのだ!」(笑)
夜行性なレッサーパンダは昼間は寝てばかりですが、運良く目覚めてくれました。
そして、ようやく『オウサマペンギン』がいる場所を発見。
『フンボルトペンギン』がいる場所の裏側なのですが、これが意外と分かりづらい。
もしかしたら、オウサマペンギンがいる事に気付かない人がいるかも……。

(注)寒い時期は、この写真の屋内冷房展示室から屋外展示場へと場所が変わります。
不意に一羽のペンギンが羽ばたきながら鳴き始めました。
欲求不満でもあるのでしょうか……。
目を半分閉じて寝ているような『オウサマペンギン』。

ちなみに、この『オウサマペンギン』と『コウテイペンギン』は姿こそ似ていますが違う種で、『オウサマペンギン』は南極には生息していません。
南極に住む『コウテイペンギン』を見るためには、近畿地方では『南紀白浜アドベンチャーワールド』へ行く必要があります。
おもむろに一列となって行進を始めるペンギン達。
直立不動のペンギン。
静かに目を閉じて彼(彼女?)は今、何を思っているのだろう……?
遙かな大海原の風景か、それとも次のエサの時間か?(笑)
アフリカのサハラ砂漠周辺に生息する『ケヅメリクガメ』。
まるで彫刻のような甲羅を持っています。
のんびり草を食べていました。
ニューギニアやオーストラリア北部に住む『ヒクイドリ』。
ダチョウと同じ飛べない鳥で、最高時速50kmで走ることが可能。
こちらは『アジアゾウ』。
現在アジアゾウは2頭いて、その内の1頭は1950年から60年近くも天王寺動物園にいるという大御所様です。
この写真に写っているのがその象なのかはちょっと分かりませんが……。
2006年3月にロシアからやって来たホッキョクグマ。
夏になるとリンゴ入りの氷柱がプレゼントされ、その姿が新聞やテレビでよく報道されています。
豪快なダイビングの瞬間!
水から上がる時に激しく体を震わせて、派手に水しぶきを飛ばしています。
最後はアシカのプール付近にいた、ゴイサギという鳥。
もちろん、この動物園のものではなくて、どこからともなく飛来したものです。

ちなみに、閉園の一時間前くらいになると、ほとんどの動物は奥に収容されて見られなくなります。
残念ながら、今回は全ての動物を見ることができませんでした……。
なので、再び動物園が俺を呼んでくれる時を心待ちにしています(笑)。




     

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