2006年9月27日 宇治(後編)

平等院の後は、三室戸寺(みむろとじ)へと向かいます。
その途中、同行者の『お嬢様』にとってのメインイベントが待ち構えていました。
……宴だーっ!宴の時間が来たぞーっ!!




宇治川に掛かる朝霧橋。
一旦京阪宇治駅付近まで戻って、そこから大きい道路(府道7号線?)沿いを北に進むと……。
その筋では有名らしい、『伊藤久右衛門』本店が姿を現します。
「三室戸寺に行ってから、帰りに寄ろう」と私は言ったのですが、『お嬢様』はまるで吸い込まれるように(私の腕を掴んで引きずり込むように)店内へ入って行きました。
……どうやら、私の言うことなど聞こえちゃいないようです。
そんな訳で、なし崩し的に抹茶なメニューを味わうことになりました。
写真は『宇治抹茶パフェ&わらびもちセット』(税込み892円)。
反対側から撮影しているので、実際はもっと豪華なパフェです。
待ちに待っていた宴の開幕に、『お嬢様』は……

(っ´▽`)っ ウマー!
(o´ヮ`)b ウマー!!
(*´∀`*) ウマー!!!
オホホ……(*´▽`)旦~~~

と、半ば暴走状態に。
ちなみに、私は抹茶が苦手なので、唯一抹茶を使用していないメニューである『バニラアイスクリーム』(税込み367円)にしました。
三室戸寺への道の途中で遭遇した鉄塔。
さすが、お茶の町の宇治ですね。
鉄塔まで抹茶色に染まっています(笑)。
思わぬ寄り道の果てに、ようやく三室戸寺に到着(入山料、大人500円)。
中に入ってからはしばらく坂道が続き、さらに石段が待ち構えています。
石段の手前にある、「ようおまいり」の石柱。
石段を登り切ると、本堂に到着。
通称『花の寺』と呼ばれているように、4月は桜、5月はツツジやシャクナゲ、6月はアジサイ、7〜8月はハス、11月は紅葉が楽しめます。

……どうやら、見事なまでにシーズンオフの時期に来てしまったようですね(笑)。
約300年前に建てられた、三重塔。
三重塔の手前には鐘楼(しょうろう)があり、一回100円で鐘をつくことができます。
早速、鐘をついてみる快傑まふっと。
自分でついた鐘の音が山中に響き渡るのは、結構快感かも。
ついた後は、合掌するのを忘れずに。
続きまして、『お嬢様』が鐘をつきます。
どう見ても、こららの方が絵になりますね(異議なし)。
平成10年に若乃花・貴乃花がここを訪れた時の手形がありました。
『お嬢様』と若乃花の手の大きさ比べ。
私も比べてみましたが、特に若乃花の手の大きさは、一般人とほぼ同じくらいのようです。
これは『宝勝牛』という、勝運のご利益がある像。
牛の口の中にある玉(正確には、玉の表面のどこかにある観音様の像)を触ると、勝運がつくそうです。
庭園の中の池には、万博公園の日本庭園に匹敵するほどの鯉が生息していました。
エサをまくと、一瞬にしてカオスな光景が出現します。
ここでもこれが見られるとは、思いもよりませんでした。
三室戸寺からの帰り道、『お嬢様』のあまりにも強い要望で、再び『伊藤久右衛門』本店へ。
写真は秋限定メニューの『紅葉パフェ』(税込み892円)。
もちろん私は再び『バニラアイスクリーム』。
前回の入店から、わずか二時間半後。
宴の第二幕が開幕します。

(っ´▽`)っ ウマー!
(o´ヮ`)b ウマー!!
(*´∀`*) ウマー!!!
オホホ……(*´▽`)旦~~~

……この店が大阪に無くて本当に良かったと思う快傑まふっとでした。




     

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