2007年4月8日 新幹線公園

本日の行き先は、引退した新幹線が保存されている新幹線公園です。
桜と初代(0系)新幹線が同時に見られるという、全国でもおそらくここでしか見られない風景をお楽しみ下さい。




大阪モノレールの車中から撮影した新幹線鳥飼基地。
常に多数の新幹線車両が配備されています。
500系がいないので少々寂しいですが……。
新幹線公園は、この鳥飼基地に隣接した所にあります。
新幹線公園の看板。
ご覧の通り新幹線車両の中まで見られる日や時間帯は限られていますので、ご注意ください。

新幹線公園へは大阪モノレールの摂津駅で下車し、そのままモノレールに沿って南へと歩き、摂津市役所前を通過して安威川に架かる鶴野橋を渡り切った所にあります。
この季節なら鶴野橋の上まで来れば左手に桜の列が見えるので、それが目印になるでしょう。
川沿いに並ぶ桜並木。
すぐそばに鉄道貨物のコンテナも並んでいる光景は、なかなかシュールです。
少し進むと0系車両が展示されている場所に着きます。
この車両は約15年の間に532万kmも走ったという働き者で、引退後はこの場所で余生を過ごしています。
早速車内を見学。
合計5列の座席です。
座席に座ると窓の外の桜が見えます。
まさか新幹線の座席に座りながら桜をじっくりと眺める日が来ようとは……。
続いて乗務員室にも入ってみます。
この写真では分かりませんが、中は思っていたよりも狭かったですね。
運転席にも座ってみました。
今まで新幹線は『電車でGO!新幹線』でしか運転したことがなかったので(笑)、実車の運転席に座るとなかなか気分が盛り上がりますね。
ちなみに、隣にあるレバーを引かないとマスコンが動かない仕組みです。
運転席から見た風景。
車体はまずまずきれいな状態ですが、窓の汚れはかなりのレベルに達しているので、この辺は何とかして欲しいものですね。
それにしても、まさか新幹線の運転席に座りながら桜を(以下略)
初代・0系新幹線と満開の桜。
引退後に保存されている0系車両はいくつかありますが、桜と共に撮影できる車両はここだけかもしれません。

なお、この新幹線公園以外の場所で保存・展示されている新幹線車両については、こちらのサイトを参照してください。
新幹線の隣には電気機関車のEF15形も展示されています。
こちらも約30年の間に233万kmも走ったというベテランです。
この電気機関車の中にも入ることができました。
通路は結構狭く、私の体型では人とすれ違うのも一苦労でした(笑)。
運転席で遊ぶ子供。
一度座るとなかなか離れようとしません。
やはり電車の運転席というのは普段の日常で目にすることはあっても、実際に座ることは無理なことなので、余計に興味をそそられるのでしょうか……。
かつては多数の乗客を乗せて西へ東へと走り続けた車両。
今は桜並木のそばで静かに眠っています。
帰り際に改めて鳥飼基地の車両を撮影。
結構近くから見ることができます。
やはり500系がいないと寂しく見えますね(笑)。

この後は万博公園に向かいました。




     

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