2007年4月9日 姫路城
2007年の桜の季節もそろそろ終わりを迎えようとしています。
今シーズンの最後に向かった場所は、国宝・姫路城です。
大阪からJRの新快速を使って約1時間・1450円で姫路に到着。 駅から大手前通りを歩いて約15分で姫路城に着きます。 この日の天気は晴れたり曇ったりに加えて、時折ザッと強い雨が降ってくるという目まぐるしく変わるものでした(この日の降水確率は10%)。 ちなみに写真下部に見えるのは、2007年に復元・完成したばかりの桜門橋。 発掘調査で判明した情報を元に江戸時代の木橋をイメージして作ったものです。 |
|
橋の上からお堀の桜を撮影。 この写真にはありませんが、お堀には白鳥に加えて黒い黒鳥まで泳いでいました。 |
|
別名・白鷺城とも呼ばれる美しい姫路城天守閣。 空が青ければもっと良く映えるのですが……。 |
|
大手門を過ぎた所にある三の丸広場の桜と天守閣。 雨を避けようと木の下に入ったら偶然見つけたアングルでした。 |
|
雨が降ったと思ったらすぐに日が差してきたので、改めて天守閣を撮影。 そろそろ桜も満開を過ぎて散り行こうとしています。 |
|
いよいよ姫路城の中に入ります。 まずは西の丸から。 入城料は大人600円で、1月1日の元旦のみ無料で入れます。 |
|
歴史的建築物の中だけあって、消火栓も木目調に加工されています。 | |
徳川家康の孫・千姫と縁の深い化粧櫓(けしょうやぐら)の内部。 この時は普段見られない所まで公開されていました。 |
|
城の塀や壁に開いている狭間(さま)。 戦いの時はここから鉄砲や矢を放って敵を迎え撃ちます。 今の時代から振り返ると姫路城は一度も戦火に遭うことはありませんでしたが、築城当時の人達はもしもの時のために狭間や石落としなど、様々な仕掛けを作りました。 |
|
ここからは天守閣の内部です。 天守閣を支える二本柱の一つである東大柱。 地下部分は昭和の大修理の時に新しい物と取り替えられましたが、それ以外は築城当時の物が今も残っています。 |
|
千姫が奉納した羽子板。 他にも昔の火縄銃や鎧・刀などが展示されていました。 |
|
天守閣からJR姫路駅方面を見た眺め。 三の丸広場の桜や大手前通りが見えます。 |
|
同じく天守閣から化粧櫓方面の眺め。 化粧櫓だけ屋根の色が違うのが分かります。 |
|
姫路城のシャチホコ。 天守閣の最上部にはもっと大きなものがあります。 |
|
天守閣の最上階には長壁神社があります。 もともとはこの地にあった地主神で、築城の際に城外に移されましたが、後に神のたたりがあるとされて城内に戻されたものです。 |
|
見学を終えて天守閣前から見上げた風景。 天守閣の高さは石垣も含めて約46メートルあります。 |
|
望遠レンズを使って天守閣最上部の大シャチホコを撮影。 望遠レンズを常に持っておけば、思わぬ所で役に立つことがあります。 |
|
夕暮れ近付く姫路城と桜。 せっかくこんなに遠くまで来たのですから、夜の姫路城と夜桜も撮らないともったいないです。 |
|
ライトアップされて夜の闇に浮かび上がる姫路城。 普段の美しさがより際立ちます。 |
|
『花あかりコンサート』と称してバンドによる演奏も行われていました。 | |
城壁付近の夜桜は一見の価値あり。 昔の雰囲気が良く出てます。 |
|
城壁と夜桜。 桜がまるで影絵のごとく城壁に映っています。 |
|
姫路城の夜桜で特徴的だったのが、照明の色。 池の近くは水色の照明でした。 |
|
そしてこちらは緑色の照明。 夜桜にこういう色の照明を使っているのは初めて見ました……。 |
|
白・緑・水色と、様々な色の照明でカオスな夜桜世界が展開されています(これ以外に真っ赤な照明もあり)。 姫路城の夜桜は侮れませんね(笑)。 |
|
ラストは夜桜と白く輝く姫路城。 2007年の桜もこれで見納めとなりました。 次の桜の季節が待ち遠しいですね……。 |