2008年8月9日 なにわ淀川花火大会

今回で節目の第20回を迎えた『なにわ淀川花火大会』。
しかし、今回はこの数年で最も過酷な花火大会になってしまいました……。




いつも通りに午後4時過ぎには会場に到着して、後はひたすら待ちます。
ここまでは例年と何ら変わりない展開だったのですが……。
夕暮れが近付くにつれて、あちらこちらから入道雲が発生。
それでも、この時はまださほど深刻には考えてませんでした……。
しかし、その入道雲が巨大化しつつ花火会場に接近。
会場にいる数十万人の「こっちに来るな……!」の願いも空しく、花火打ち上げ開始の30分ほど前から激しい雷雨になってしまいました。
こんな事もあろうかと、晴雨兼用の日傘を持ってきていたので、雨にはほとんど濡れませんでしたが、これはかなり厳しい状況です。
花火が中止になるのではと心配しましたが、予定を10分ほど早めて打ち上げを開始。
こんなに激しい雨の中でも花火が打ち上げ可能とは知りませんでした……。

しかし、雨が降っている内は写真が撮れず、雨が止んだのは打ち上げが始まってから30分ほど経ってから。
おかげで花火が撮影できたのは、打ち上げが後半に入ってからとなってしまいました……。
そんな訳で、いつもと比べて撮影枚数も少なくなってしまい、見栄えの良い写真もあまり撮れませんでした……。
大きく開く花火は他から上がる花火と重なることが多いので、こんな風に単発だけ撮るのは意外と難しかったりします。
雨が上がって、落ち着いて花火を見られるようになったと思ったのも束の間、もうフィナーレの時間。
最大にズームして、炸裂しまくる花火の中心部を撮影。
いい弾幕張ってます。
一旦打ち上げが止まり、まるで滝のように落ちていく火の粉。
きれいな光景ですが、もしもこの真下にいたら無茶苦茶怖いでしょうね(笑)。
少しの間を置いて、今度こそ最後の連射花火が炸裂。
例によって中心部分は煙だらけで良く見えなくなるので、端の方を撮影。
再びズームして、花火の中心部を撮影。
恐るべき弾幕が展開されています。
こうして見ていると、どう動けばこの弾幕を回避できるか考えてしまいますね(笑)。
ラストは花火が終わった後の、梅田方面の夜景。
今回は急な雷雨のせいで花火の前半部分をまともに見ることができず、文字通り水を差された花火大会となってしまいました……。

まあ、雨が降ったことで気温が一気に下がり、涼しい中を歩いて帰れたことは良かったのですが(笑)。




     

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