2008年11月13日 神戸森林植物園(後編)

総面積が142.6ヘクタール(甲子園球場の約36倍)と広大な神戸森林植物園。
紅葉以外にも、見所は沢山あります。




ここが野鳥の森の入口。
ここから先へ20分ほど歩くと東門に着きますが、実際はこのすぐ先に料金所が設置してあって、事実上ここが東門のような形になっています。
野鳥の森入口付近の紅葉。
見上げれば、そこは紅葉のトンネルです。
野鳥の森入口から5〜6分ほど歩くと、大きな池に到着。
この辺まで来ると紅葉はあまりありませんが、池には鯉の姿が多数見られます。
さらに山道を歩いて、東門に到着。
こんな所に料金所を作っても不便なので、もっと近い所に設置したのでしょう。
ちなみに、野鳥の森入口からここまでの距離は、約500メートル。
せっかくここまで来たので、東門からさらに先へ歩いてみます。
川が二本流れていて、岩がいくつも転がっていたり、木の板を渡しただけの橋があったりと、割とスリリングでした。
もう少し先に進むと、徳川道という道に出て、分岐点にはこのような標識が建っていました。
六甲山地一帯には多数の登山道が存在しており、これもその内の一つみたいです。

あまり寄り道しても時間が足りなくなるので、この辺で引き返すことにしました。
野鳥の森入口まで戻った後は、森林植物園の東側を歩いて『リガの森』へ。
そこにあったのが、この作品名『青年』という彫刻。

……………………(;´Д`)???

残念ながら、私には何が何だか……。
ちなみに、リガとはラトビア共和国の首都で、神戸市とは友好都市です。
次は作品名『地動-13』という作品。
1982年に、神戸市北区の開設10周年を記念して作られた物です。

……きっと、分かる人には分かる代物なのでしょう。
続いては、『ブリスベーンの森』へ。
ブリスベーンはオーストラリア東部にある都市で、こちらも神戸市の友好都市。
写真のように、休憩所として現地の建物がここに再現されています。
『ブリスベーンの森』にはオーストラリア原産のユーカリの木が多数植えられており、この若いユーカリの木はブリスベーンからの代表団が来日した記念に植えられたもの。
植えた日付は2008年7月27日となっているので、まだ三ヶ月ほどしか経っていない木ということになります。

次に私がここへ来る時には、どこまで成長しているでしょうか……?
その次は、同じく中国の友好都市である『天津の森』。
階段を登った所には、この『依留亭』という建物があり、これは清朝時代の古典的な宮殿建築で建てられたものです。
ちなみに建てられたのは1991年で、高さは9.41メートル。
依留亭の中に入って、真上を向いて天井を撮影。
鮮やかな色彩と、凝った作りになっています。
その次は『シアトルの森』へ。
北アメリカ原産の樹木を植えている他に、ご覧のようなログハウスも建っています。
この時は、この建物内に蜂の巣がある、という看板があったので、これ以上は近付きませんでした……。
これで森林植物園をほぼ一周したので、もう一度長谷池方面へ向かいながら紅葉を観賞。
天気の良さを抜きにしても、この神戸森林植物園の紅葉は素晴らしい……。
ここにはもう何年か早く来るべきだった……。
そう思うほど見事な紅葉が目白押しでした。
帰り際に落ち葉を撮影。
紅葉があるのは木の上ばかりではありません。
帰りの送迎バスに乗ろうとしたら、人が多過ぎて乗ることができませんでした……。
写真は無情にも発車する送迎バス。
仕方ないので、ここで次の便まで一時間待つ羽目になりました……(涙)。




     

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