2008年12月23日 万博公園・イルミナイト万博

2007年から始まった、万博公園・冬のイベント『イルミナイト万博』。
今回は太陽の塔に『光のアート』が投影されると聞いたので、行ってみました。




夕暮れを迎えた太陽の塔。
果たして、日が暮れたらどんな姿を見せてくれるのだろうか。
斜め後方から太陽の塔を撮影。
あまりにもカッコイイ姿に、感動すら覚えます。
それにしても、こうして見ていると太陽の塔は、その内勝手に歩き出すように思えて仕方ありません……。

「足が付いてない」
「足なんて飾りです。偉い人には、それが分からんのです」
東大路のすぐ近く、下の広場に設置されたクリスマスツリー。
ちなみに、このイベントの電力は全て、バイオディーゼル燃料(使用済み食用油など)でまかなわれているそうです。
東大路の桜の木にも、イルミネーションの飾り付け。
しかし後年と比べると、この時点ではまだまだ地味な印象。
そしてついに、太陽の塔をキャンバスに見立てた『光のアート』が開始。
いつもは白い太陽の塔が、派手な色に染まります。
写真だと分かりませんが、描かれる模様は流れるように次々と変化していきます。
ちなみに、写真左下に見える装置から映像が投影されています。
太陽の塔、七変化どころか百変化以上しているでしょうか……。
故・岡本太郎先生の意見を聞いてみたいものです。
今回のアートの中で一番良かったのが、この波紋を重ねたもの。
こういう試みは今回が初めてだったということもあり、まだまだ手探りな感じがしましたが、今まで見たことのない太陽の塔が見られて新鮮でした。

「芸術は、爆発だ!!」




     

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