2010年4月3日 万博公園・ファームエキスポ

エキスポランドの跡地に2010年3月27日〜2011年5月15日にかけて開園していた、農業体験型公園『ファームエキスポ』。
今回は、その『ファームエキスポ』の在りし日の姿と、かつてのエキスポランドの面影を残す建物や、満開の桜の様子などをお送りします。




旧・エキスポランドの中央ゲートを改装した、ファームエキスポの入口。
約三年ぶりに、再びこの中へ入れる時がやって来ました。
もはや以前のような賑わいは望むべくもありませんが、それでも何もしないままでいるよりは、遥かに有意義だと言えるでしょう。
この年も、いつも通りの満開な姿を見せてくれた園内の桜並木。
これを間近で見ることができただけでも、来た価値は充分にありました。
元・中央案内所だった建物。
看板の文字は消されています……。
中央ステージは、そのままの姿を保っていました。
ここで再び、何かのイベントが開催される日は来るのでしょうか……。

(追記)
ファームエキスポ開園期間中に、何度かイベントが開催されたようです。
栽培から収穫までが一通り体験できる、『エキスポ 畑の教室』。
収穫時のみの参加も可能だったそうです。
エキスポランド閉園後も変わらず同じ場所に保存されている蒸気機関車『D51 764』。
良好な保存状態を保っていますが、この記事を書いている時点(2013年8月)で、この機関車がどうなったのかは不明。
なので、私が次に万博公園へ行った時に、この機関車の状態を確認するつもりです。

(2013年11月追記)
すでにエキスポランド跡地の開発工事が始まっており、この機関車の姿はありませんでした……。
『D51 764』の上を走る大阪モノレール。
かつては『スプラッシュフォール』があった場所。
跡地を利用して、水田を作っています。
様々なイベントが開催された『特別展覧会場』。
他にも観覧車『テクノスター』が建っていた所などにも行きたかったのですが、この奥からは立入禁止となっていて、行くことができませんでした……。
数多くあった遊具も皆撤去され、わずかに当時の名残を残すのみとなってしまいました……。
農産物直売所の『エキスポマルシェ』。
農産物以外にも、肉や魚などを売っていました。
ここで買った『ももいちご』は、今でも忘れられないくらいの絶品!
続いては万博公園・自然文化園へ。
写真は売店の近くに咲いていた、通常より濃いピンク色の桜……のように見えますが、違う花かもしれません。
東大路の桜も満開。
ここの桜並木は、昼でも夜でも見応え充分です。
この季節、バラ園の売店でごくまれに売っている、桃入りのパン(正式名称不明)を運良くゲット。
これは『お嬢様』の超お気に入りで、「一個当たり500円までなら出せる」と言わしめるほどの絶品です。
その断面図がこちら。
中には黄桃の果肉とヨーグルト風味のクリームが入っています。
ちなみにこのパン、近くにあるホテル『ホテル阪急エキスポパーク』で作られているらしいです。
EXPO'70パビリオン前から撮影した、満開の桜と『お嬢様』。
『お嬢様』は花粉症なので、この時期に外へ出るのは何かと辛いのですが、万博公園の桜だけは意地でも見に行きます。
前回は来場者が多すぎて、入ることができなかったEXPO'70パビリオンですが、今回は無事に入れました。
凄い行列が出来ていますが、これは二階の有料ゾーン(中学生以下は無料)に向かう人の列です。
一階は無料ゾーンなので自由に展示物を見て回ることができます。
前回は外からしか見られなかった、エキスポタワー展望室の一部。
ちなみに、この展望室は近未来の高層居住スペースを想定してデザインされたそうです。
引き続き荒涼とした風景を見せる夢の池。
周囲が満開の桜で彩られているだけに、それがより寂しさを際立たせます。
日本庭園の心字池は、浚渫工事が完了。
以前とは比べものにならないくらいの透明度になり、池の底もよく見えるようになりました。
そして、例によって森の足湯に入る『お嬢様』。
終了間際に行ったので、「湯がぬるい」と文句を言ってました(笑)。
ラストは、青空を見上げて撮った太陽の塔。
近くから太陽の塔を撮るなら、一番カッコ良く見えるこの角度からがおすすめです(笑)。

(今回の動画)
ファームエキスポ・エキスポランド跡地   森のトレインに乗ってみた   東大路の桜




     

inserted by FC2 system