2005年3月20日 万博公園(前編)

2004年の11月に長年愛用していたフィルム式カメラが壊れ、この年の3月に二代目となるデジタル一眼レフカメラを買いました。
この日は、そのカメラの初陣となった日です。




万博公園と言えば、太陽の塔を抜きにしては考えられません。
外での記念すべき一枚目の被写体は彼(?)に決定です。
あいにくの曇り空が、ちょっと残念ですね。
太陽の塔を正面から。
自然文化園に入ると、自然とこのポジションに立つこととなるので、来る度についつい撮ってしまいます。
おそらく、万博公園で一番の記念撮影ポイントでしょう。
塔のすぐ近くまで近付いて、塔の上部を撮ってみました。
金ピカなご尊顔がカッコイイですよね!
余談ですが、私は子供の頃に「実は、太陽の塔は大阪を守る最終兵器で、あの金色に輝く顔からビームを発射して敵を倒すんだ!」と思い込んでいた時期がありました(笑)。
ちょうどこの時期は梅が満開を迎えていて、園内の梅林では何百本もの梅が咲き誇っていました。
ちなみに、この写真の梅の品種は『思いのまま』。
白とピンクの二色の花を同時に咲かせる品種です。
カメラ操作の練習も兼ねて、接近して撮影。
桜も良いですが、梅は梅で充分見応えがありますね。
独特の香りが漂い、いい雰囲気です。
『お祭り広場』では、広い敷地を活かしてガレージセールが開かれていました。
100メートル四方はある広場が、人で一杯です。
ここは『東大路』。
ソメイヨシノが彼方まで連なっていますが、3月20日の時点では、まだ桜は咲いていません。
『東大路』の北側には、これまた大きな『夢の池』があります。
いつも数多くのボートが出ていて、私もたまには乗りたいのですが、一人で来て乗っても、ちょっと虚しいですよね……。
池の中に建っているオブジェの数々は、万博開催当時からあるものです。
側面に小さな穴がたくさん開いているのが見えるでしょうか?
万博開催当時は噴水としても機能していて、ここから水が出ていたそうです。
池のほとりには『アホウドリ二世号』というヨットが飾られていました。
昔、世界一周を達成したヨットだそうです。
池の向こう岸へ回ってみると、何やら金網のようなオブジェが建っていました。
その作品名は……なんと『作品』!
詳しい解説は下の画像を見てください。
パネルに、カメラを構える私の姿が映り込んでますね……。
所変わって、ここは日本庭園。
歩いていると、どこからともなく琴の音が聞こえて来るという、とても落ち着いた場所です。
日本庭園にも大きな池がありますが、『夢の池』と違うのは、ここに多数の鯉が生息しているということです。
どれだけ多いかというと……。
ご覧の通りです。
少し餌をあげただけで、あっという間に池の各地から鯉の大群が押し寄せて来ます。
鯉たちが我先にと餌を奪い合う姿は、まるでパニック映画を見ているようです。
餌を投げる所へ自由に鯉の大群を誘導できるので、妙な優越感を感じたりもできます(笑)。
この写真の中だけでも50匹以上の鯉を確認できますが、実際にはもっとたくさん生息しています。
全部でどれだけの値が付くのだろう……などとは考えないように(笑)。

(後編に続く)



              

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