2005年11月19日 嵐山

この日は、紅葉も本番間近の嵐山へ。
歩いたコースは5月に来た時とほぼ同じですが、同じ場所でも春と秋ではそれぞれ違う趣があります。




中ノ島橋からの眺め。
山全体が色づき始めています。
紅葉シーズンの土曜日なので、桂川の近辺も人で一杯です。
鳩も飛んでます。
桂川の上を群れを成して飛ぶユリカモメ。
100羽以上いました。
滞空するユリカモメ。
なかなか器用です。
鳩と一緒になってエサを探しています。
誰かがエサをまくと、凄い勢いで集まって来ます。
渡月橋からの眺め。
手漕ぎボートがいつも以上にたくさん出ています。
渡月橋交差点付近の様子。
あまりにも人が多いので、車道も歩行者に開放されています。
5月の時と同じく、まずは天龍寺へ。
ここの紅葉は見事です。
飛雲観音付近の紅葉。
この辺りまでならタダで入れるので、もし行く機会があれば一度は見ておくことをお勧めします。
鳥居と紅葉。
朱の競演です。
続いては曹源池庭園(有料)へ。
ここも相当な人で賑わっていました。
同じ場所を別の角度から。
ここに来て急に雲が出て青空が隠れてしまったので、見栄えはイマイチになってしまいましたが……。
やはり紅葉には青空がふさわしい。
逆光になってしまうので、屋根で太陽を隠して撮影。
天龍寺の次は、前回と同様に竹林の中を通って嵐山公園へ。
今回は竹林の中も人で混雑していました。
竹林の中には、野宮神社(ののみやじんじゃ)があります。
縁結びや進学祈願で知られており、『源氏物語』の中にも登場する神社です。
週末なので、やはりここも混雑していますね。
野宮神社の鳥居は、クヌギの木の皮を剥かずにそのまま使用した、日本最古の様式で建てられています。
境内には、撫でながら願い事をすると一年以内に願いが叶うという『神石』があるので、ここを訪れたらぜひ願っておきましょう。
野宮神社から再び竹林の中を歩いて、大河内山荘へと向かいます。
相変わらず人は多いですが、周囲の雰囲気のせいなのか皆静かに歩いていました。
ここが大河内山荘の入口です。
入場料は大人1000円(抹茶付き)。

私は抹茶が苦手なので、ここに入るのは遠慮しました(笑)。
展望台から見た、秋の嵐峡。
下を通るトロッコ列車は、前回と同様に木が邪魔してうまく撮れませんでした。

ちなみに、5月に来た時の風景はこんな感じでした。
この時期は人が多いせいか、保津川下りの船も連なって運行されています。
横付けしている屋台船も、前の船から後ろの船へあっという間に移動します。
相変わらず見事な分離・合体ですね。
保津川下りの船・屋台船・観光船・手漕ぎボートと、水の上も混雑しています。
午後4時30分頃の、この日の最終便と思われる保津川下りの船。
乗せられるだけの客を乗せたのか、今までに見た中では最高の4隻も連なっていました。
渡月橋の夕暮れ。
この時間になっても、まだまだ人や車の流れは盛んです。

5月に来た時と同じ感覚で歩いていたら、あっという間に日が暮れてしまいました……。
春よりも、秋の夕暮れの方が早く来るのです。




     

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