2006年4月28日 鞍馬山(前編)

今日は牛若丸(源義経)の修行の場と、鞍馬天狗で有名な鞍馬山に行ってきました。
鞍馬山へは京阪電車の終点の出町柳駅で叡山電車に乗り換えて、鞍馬行きの電車に乗って終点まで行けばOKです。




叡山電車に乗って鞍馬方面へ向かうと、周囲の景色が次第に市街地から山の中へと移り変わって行くのが素晴らしいです。
写真は二ノ瀬駅のログハウス風の待合室。
なお、叡山電車の駅のほとんどは無人駅になっています。
終点の鞍馬駅に到着。
出町柳から鞍馬までは約30分で着きます。
駅を出てすぐの所にある、有名な天狗のオブジェ。
迫力満点ですね。
駅から2〜3分も歩けば、鞍馬寺の入口が見えてきます。
鞍馬寺は今から1200年以上前の770年に、鑑真の弟子の鑑禎が開いたとされています。

鞍馬寺のHP
鞍馬寺に入ってまず目を引くのが、この仁王門。
ここから先に進むには200円が必要です。
拝観時間は9時〜16時30分。
急な坂道をひたすら登って行くと、『鞍馬の火祭』で有名な由岐神社があります。
由岐神社も1000年以上の歴史を持ち、特に火難除けのご利益で知られています。

由岐神社のHP
拝殿を貫く通路の向こうに、由岐神社名物の大杉がそびえ立っています。
高さは53メートル、樹齢は約800年。
由岐神社を過ぎてから本殿までは九十九折の参道と石段が続きます。
その長さは791メートル、高低差は110メートル(パンフレットより抜粋)。
人にもよりますが、由岐神社から本殿へ登るのに20〜30分くらい掛かるでしょうか?
本殿まであと少しの所まで来ると、視界が開けて周囲の山々がよく見渡せます。
良い天気に恵まれて気分爽快ですね。
鞍馬山本殿金堂に到着。
ここには毘沙門天・千手観世音・護法魔王尊の三身を一体として祀ってあります。
本殿の標高は410メートルなので、まだ少しだけ桜の花が残っていました。
大阪ではすでに散った桜が再び見られるなんて、ちょっとお得な気分です。
本殿左脇のこの場所から奥の院へと続く道があります。
かつては牛若丸が毎日修行のために通ったとされる道。
まだまだ鞍馬山の奥は深そうです。

(後編に続く)




          

inserted by FC2 system