2006年5月3日 比叡山(後編)

GW期間の真っ只中、しかも祝日だったので、山頂のシャトルバスは大混雑でした。
比叡山へは同じGW期間中でも、できるだけ平日に行くことを強くおすすめします。




ガーデンミュージアムの展望塔などからは、眼下に琵琶湖を望むことができます。
望遠レンズを使用すれば、琵琶湖を航行する観光船『ミシガン』も確認可能。
南東方向に見える近江大橋。
北東方向には琵琶湖大橋も見えます。
湖面を見ていたら、多数のヨットを発見。
ヨットレースでも行われていたのでしょうか?
比叡山山頂の電波塔。
生駒山山頂の電波塔と同様、テレビ電波の送信を行っています。
続いては、バスで延暦寺へ。
1200年前に伝教大師最澄が開いた寺です。

一口に延暦寺と言っても『東塔』、『西塔』、『横川』という三つのエリアに分かれていて、根本中堂のある『東塔』へはガーデンミュージアム前の比叡山頂バス停から5〜6分、『西塔』へは約10分、『横川』へは約20分かかります。
入ってまず目に付くのが、この大講堂。
重要文化財で、大日如来を祀っています。
大講堂の向こうにある鐘楼では、お賽銭を払えば鐘を撞くことができます。
根本中堂は坂を少し下った所にあります。
現在の建物は1642年に建てられたものです。
根本中堂の入口。
本尊の薬師如来の前には1200年間灯り続けている『不滅の法灯』があります。
ちなみに堂内は撮影禁止なので、ここから先の写真はありません。
根本中堂前の急な階段を上った先にある文殊楼。
根本中堂の正門に当たり、二階部分には文殊菩薩を祀っています。
平地より一ヶ月遅い春を迎える比叡山では、この時期になると桜の他にも様々な花が咲き始めます。

今回は時間の都合で『東塔』エリアの一部しか見ることができませんでした。
残りの『西塔』と『横川』は、また次の機会に行くことにしましょう。
帰る途中で見つけた、今の叡山ロープウェーが開業した当時の旧型ゴンドラ。
夕暮れ迫る比叡山頂駅と桜の木。
いつもより長く見ることができた今年の桜も、今度こそ見納めです。



     

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