2006年9月27日 宇治(前編)

今回は京都府南部の、お茶と平等院鳳凰堂と京都アニメーションで有名な宇治へ行ってきました。
久しぶりに同行者の、コードネーム『お嬢様』と一緒です。
果たして、どんな珍道中が繰り広げられるのか?




宇治へは京阪電車の特急に乗って中書島駅まで行き、そこから宇治線に乗り換えて終点まで乗っていれば着きます。
京アニへはその手前の木幡駅で降りて、後は自分で探してください(笑)。
他にも、JR奈良線の宇治駅でも可。

前日の夜は雨が降っていて天気が心配でしたが、当日には何とか晴れてくれました。
京阪宇治駅から、まずは宇治橋へと向かいます。
さすがは京都だけあって、和服姿の女性といきなり遭遇しました。
橋を渡った所にある『源氏物語』の作者、『紫式部』の像。
宇治川の中で釣りをする人。
この場所から2kmほど上流には天ヶ瀬ダムがあり、近くには宇治発電所の放水口があるので、流れはかなり速くなっています。
平等院への参道を5分ほど歩くと、この場所に着きます。
ちなみに拝観料は大人一人600円なり。
表門をくぐると、すぐに鳳凰堂の建物が見えてきます。
これは右側面(北側)から見た図。
正面(東側)に回ると、10円玉に描かれた通りの姿が見えます。
平安時代の建築物が、約1000年経った現代までほとんどそのまま残っています。
当然ながら国宝。
鳳凰堂単体で見ても充分に素晴らしいですが、周囲の池や庭園を通して見ると、さらに美しさが引き立ちます。
このように空が晴れていたら、なおさらですね。
左側面(南側)から見た図。
ちなみに材質はヒノキ。
あまり見ることはないであろう、鳳凰堂の裏側。真に良い建物は、どの方向から見ても良いものなのだと感じました。
鳳凰堂内部の拝観もできますが、追加料金300円が必要で、文化財保護の観点から入場は20分ごと、一度に最大50人までと、様々な制約があります。
最後は『お嬢様』おすすめのアングルで、ススキと鳳凰堂。
もうすっかり秋ですね。

(後編に続く)




          

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