2006年11月1日 妙見山(前編)

妙見山は大阪府北部の能勢町・豊能町と兵庫県川西市との境にある、標高660メートルの山です。
今回は、すでに胆石発作で二回も救急車で運ばれ、依然として胆石が入ったままの状態でこの山に登るという、命知らずの大冒険を敢行。
果たして、快傑まふっとは生きて帰ることができるのか!?




妙見山へは、梅田から阪急電車宝塚線に乗り、川西能勢口で能勢電鉄に乗り換えて、終点の妙見口で降ります。
妙見山へ行く時は、ぜひ阪急電車の『能勢妙見・里山ぐるっとパス』を購入することをお勧めします。
阪急電車・能勢電鉄に加え、妙見ケーブル・妙見リフト・妙見山近辺の阪急バスが一日乗り放題なので、超お得!
詳しくは、こちらへ。
改札口を出ると、ここから妙見ケーブル乗り場まで距離にして1kmと少しあります。
阪急バスに乗って行くのがベストなのですが、ご覧の通りの本数しかないので、日曜・祝日以外は厳しい状況になっています。
この日は水曜日だったので、まさにリアル『のんのんびより』モード(笑)。
必然的に徒歩で行くこととなりました。
ちなみにバスに乗って行く時は淡路屋呉服店の近くにある乗り場(この写真だと左側奥の方)から乗り、次の停留所『ケーブル前』で降りればOK。
妙見口駅から上り坂を800メートルほど歩くと、やがて国道477号線に出ます。
車に気を付けて国道を横断してから左方向へ。
そのまま国道沿いを150メートルほど歩くと、大阪府と兵庫県の境があります。
そして兵庫県に突入した直後、突如として私の行く手を遮るものが!
突然茂みが動いたと思ったら、中から猫が飛び出して来ました。
お、驚かせやがって……。
兵庫県に入ってから約200メートル歩くと、ようやく妙見ケーブル乗り場に着きます。
妙見口駅からここまで歩いて20分くらいでしょうか?
上り坂があるので、もう少し掛かるかもしれませんが。
料金は大人片道270円ですが、前出の『能勢妙見・里山ぐるっとパス』があればタダで乗れます。

能勢電鉄HP・妙見の森ケーブルのページ
これが妙見ケーブルの車両の一つ、『ほほえみ』。
2005年9月に生駒山へ行って以来、普通のデザインのケーブルカーを見ると、ついホッとしてしまう自分がいます(笑)。
そして、登っている途中ですれ違ったもう一つの車両、『ときめき』。
ケーブル山上駅までは高低差229メートル、約5分で着きます。
ケーブル山上駅に着いてから、さらに5分ほど坂を上る必要があります。
少々足にこたえますが、ここが踏ん張りどころ。
坂を上り切った後の眺め。
まだ11月に入ったばかりで、暖かい秋が続いていたせいか、標高660メートルといえども紅葉はまだ少なめでした。
坂を上り切った所には『妙見の水広場』があって、そこには『妙見の水』が湧き出しています。
この場所の地下171メートルから出ている天然水で、もちろん持ち帰りは無料。
私もペットボトルに詰めて持って帰りましたが、やはり普通の水道水とは一味も二味も違うおいしさでした。
妙見リフトに乗る前に、広場にある『リフトの見える丘』に登ってみました。
そこからは、ご覧のように妙見リフトの出発点が見下ろせます。
ちなみに妙見リフトの料金は大人片道250円、往復480円ですが、『能勢妙見・里山ぐるっとパス』があれば、これもタダ!
どうでしょう、もう妙見山に行く時は『能勢妙見・里山ぐるっとパス』を買わずにはいられませんね!(笑)
もちろん、リフトを使わずに自分の足で山頂へ向かうことも可能です(写真右端の道)。
丘の上から望遠レンズで山頂付近を見てみると……さて、これは一体何の建物でしょうかね?
さらに、遠くの山の中を見渡していると……こんな所に謎の物体を発見!
まるで箱のような、壁のような……?
望遠レンズの最大ズームでもこれが限界だったので、残念ながらその正体をはっきりと捕らえることはできませんでした。
果たして、こんな山の上にこのような物を建設した、その目的とは一体!?
少なくとも、確実に言えることが一つ。

「妙見山中に、謎の巨大物体は実在した!!」(笑)

(2017年8月追記)
これは通信用に使われる、マイクロウエーブ反射板だと思われます。
妙見リフトに乗っている途中の写真。
地面からはそれほど高くない所を通るので、間違って落ちてしまっても、まず大丈夫でしょう。
これに10分ほど乗ると、いよいよ山頂が近付いてきます。

(後編につづく)




          

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