2007年10月3日 奈良

2005年9月以来、2年ぶりに奈良を訪れました。
前回と同様、春日大社→若草山→東大寺と回ります。
今回は同行者のコードネーム『お嬢様』も一緒です。




今回も少し歩けばすぐに鹿と遭遇しました。
さすが鹿の国なだけのことはあります(笑)。
奈良ならではの『鹿の飛び出し注意』標識。
今回は表参道を通って春日大社へ。
前回は撮れなかった一の鳥居です。
この鳥居は1638年の創建で、この写真を撮った直後の2007年10月〜2008年4月にかけて解体修理が行われ、現在は立派な朱色に塗り直されています。
ちなみにこの鳥居、広島の厳島神社・敦賀の気比神宮と並んで日本三大木造鳥居の一つだとか。
一の鳥居の手前で右に曲がって進むと荒池に着き、さらにその手前で左に曲がって進むと鷺(さぎ)池に着きます。
これはその中に建っている浮見堂。
夏の夜はライトアップされるそうです。
10月の日曜・祝日には春日大社の鹿苑で鹿の角伐りが行われます。
写真はその入口でポーズを決める『お嬢様』。
続いては鹿に鹿せんべいを与える『お嬢様』。
凄い勢いで鹿が迫って来るので『お嬢様』、完全に逃げ腰です。
そんな状況を楽しんで撮影している私もどうかと思いますが(笑)。
鹿せんべいが無くなっても、まだ匂いが残っているのか、鹿はどこまでも付いて行こうとします。
ちなみに両手を真横に大きく広げると、鹿に対して「もう何も持っていない」の合図になるそうです。
若草山の入口付近にあった郵便ポスト。
『大和路おもいで発信ポスト』と銘打たれており、ポストの上に屋根のようなオブジェが置かれてあります。
何を模したのかはちょっと分かりませんが……。
東大寺・二月堂と良弁杉。
杉の前には由来が書かれた石碑が建っており、前回来た時は見るのを忘れていました……。

それによると良弁杉とは、東大寺を開いた良弁僧正が幼少の頃、鷲にさらわれてこの杉の木の上に置かれていたという伝説が元になって命名されました。
元々の木は昭和36年に台風で倒れてしまいましたが、その枝を挿し木して育成した二代目がここに植えられています。

良弁杉の詳しい伝説については、→こちらを参照してください。
東大寺大仏殿と、その前にある八角灯籠。
この八角灯籠も国宝。
その高さは約5メートルで、東大寺創建当時の物です。
二年ぶりに大仏様とご対面。
いつ見ても圧倒されるお姿です。
かつて大仏殿に使われていた柱の一部。
周囲は約3.65メートル。
明治時代の大修理の時に外されて、ここに置かれています。
そしてこれが大仏殿の柱に開いている、くぐると厄除けになるらしい穴。
聞いたところによると、大仏様の鼻の穴と同じ大きさだとか……?
いずれにせよ、私の体型では絶対に通れない大きさです(笑)。
すでに正倉院の開門時間(平日の10〜15時まで)は過ぎていましたが、とりあえず門の所まで行ってみました。
次に来る時は真っ先に正倉院へ向かうようにします……。
ラストは鹿と戯れる『お嬢様』。
鹿は鹿せんべいさえ持っていなければ、とてもおとなしい生き物なのです(笑)。




     

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