2008年2月10日 六甲山・氷の祭典

前日の雪も止んで、今日は問題なくバスも動いていました(笑)。
改めて六甲山・氷の祭典へと向かいます。




六甲ケーブルで上へ登るまでは問題なかったのですが、そこから会場の六甲ガーデンテラスへ向かうバスに乗るための列が大行列状態。

この日は日曜日な上に、昨日の大雪で氷の祭典へ行くのを断念した人と六甲山人工スキー場へ行く人達が一気に集結したため、山上の道路は大渋滞を起こしていたのでした……。

しかし、その行列が長く伸びたおかげで今まで存在を知らなかった神社(松浪大明神)と鳥居を発見。
鳥居好きな私としては決して逃せない被写体です。
大渋滞に巻き込まれながらも、何とか六甲ガーデンテラスに到着。
バスに乗る順番を待つこと約40分、そしてバスが会場に着くまで普段の倍以上の30分も掛かりました。

これなら歩いて行った方が早いような気もしますが、途中の積雪を見ればそれは無謀というもの。
昨日の雪で六甲山では、多い所だと50cmも雪が積もり、除雪車も出動して道が通れるようにしたそうです(バスの運転手・談)。

こちらでも、今から帰る人の大行列が形成されております……。
去年は全く雪が無かった六甲ガーデンテラスですが、昨日降った雪もあって今年は一面の銀世界。
この『見晴らしの塔』周辺の風景も、去年とは全く違うものとなっています。
そして気温も去年と比べて明らかに低く、昼間でも氷点下を記録していました。
時折吹雪が吹くような天気ですが、『見晴らしの塔』に登ってみました。
六甲山はほとんど雲に覆われている状態でしたが、それでも時々雲の切れ間から下界を見ることができました。
この写真は神戸〜尼崎方面。
続いては六甲アイランド方面。
六甲アイランドは1972年から約20年かけて完成した人工島です。
そしてポートアイランド方面の写真。
雪景色に加えて雲の切れ間から海が見えるという贅沢な風景です。
『見晴らしの塔』から見た六甲ガーデンテラス。
この時点では遠くの景色が見えていて、雪も降っていませんでしたが……。
山の天気は変わりやすく、数分もすれば厚い雲に覆われて景色は見えなくなり、吹雪が襲ってきます。
写真右下には、相変わらずバス待ちで長蛇の列が出来ています。
こんな状態でバスを待つのは辛そうです……。
そんな吹雪の中、いよいよ氷の祭典の氷像を見ていくことにします。
まずは去年もあった『五重塔』。
去年は暖冬だったので今にも崩壊しそうな様子でしたが、今年は一日中氷点下なので完璧な姿を保っています。
個人的には夜になってライトアップされた氷像が好きなので、昼間の氷像は申し訳程度にしか撮っていません。

この氷像の作品名は『調べ』。
楽器(バイオリン?)を弾いているようです。
今年から会場に新設された氷のかまくら。
やはり子供に人気のようです。
そして忘れてはいけないのが、いつも会場で売っている焼き芋。
やはり寒い中で食べる焼き芋は最強だッ!(笑)
今年は一段と気温が低いので、焼き芋やラーメンなどのありがたみが前年比で約300%アップです。
ここからは夜の会場の様子です。
『五重塔』もライトアップされて一段と見栄えが良くなっています。
作品名『希望』。
作品名『光りと人魚』。
昼間に撮った作品名『調べ』も、夜になればご覧の通り、さらに美しく見えます。
作品名『命の輝き』。
たぶん鮭だと思います。
作品名『月に舞う精』。
某ゲームに出てくる『月の妖精・セレン』を思い出しました(笑)。
作品名『雪女』。
雪女なんだから、照明は青っぽい方が良かったかも……。
作品名『舞』。
今回の氷像の中では最も見事な作品で、細部に至るまでの作り込みが凄かったです。
今回も多数の力作が勢揃いして見応えは充分でした。
これはもう、来年も期待するしかありませんね!
今回はバレンタインデーが近いということもあり、巨大なハート型の氷像も登場しました。
日が暮れてから六甲山はほとんど雲に覆われて夜景が見えない状態が続いていましたが、ほんの数分間だけ雲が切れて神戸の夜景を見ることができました。
写真はおそらく東神戸大橋付近と思われます。
氷の祭典会場を後にして、夜の『見晴らしの塔』へ。
積もった雪とライトアップの効果で幻想的な風景となっています。
この時間(午後8時前)になるとかなり吹雪が強くなってきて、寒さもピークに達しようとしていましたが、どうしても夜の雪景色が撮りたかったので塔の上へ登ることにしました。
塔の上から撮った夜の六甲ガーデンテラス。
照明に加えて吹雪が良い具合にフィルターの役目を果たしてくれて、これまた幻想的な感じの写真になってくれましたね。
それにしても、塔の上は寒さや吹雪から遮る物が何も無いので、10分と立ってられませんでした……。
カメラが凍り付くかと思いましたが、何とか最後まで持ちこたえてくれて良かったです。

そんな訳で、とても寒かったですが、去年とは違って文字通り雪と氷に包まれたイベントでした。




     

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