2008年4月30日 六甲山

今まで六甲山は『氷の祭典』が開催される真冬にしか行ってませんでしたが、今回は新緑の季節に訪問。
まだ訪れたことのない『六甲高山植物園』などへ行ってみました。




毎度おなじみ、六甲ケーブル。
二両ある内の、下側(写真手前)の車両は展望車になっています。
六甲ケーブルで登っている途中の写真。
真冬だと、こちら側の展望車は吹きっさらしで大変寒いですが、今の季節だととても爽やかです。
ケーブル山上駅に着いたら、六甲山上バスに乗って約8分。
六甲山頂付近の標高865メートルにある『六甲高山植物園』に到着。
ここでは年平均気温9度(北海道南部並み)という気候を生かし、高山植物や寒冷地の植物など、約1500種類を栽培しています。
さすがは山の上にあるだけあって、空気は美味しく空も青くて気分も爽快!
気温もこの時期は20度あるかないかくらいなので、暑いのが苦手な私には、ここはまるで天国のようです(笑)。
もちろん、平地と比べてとても寒くなる冬季期間中(11月下旬〜3月中旬)は休園しています。
標高が高いので、以前に比叡山へ行った時と同様、山桜が咲いていました。
この花は『セイヨウオキナグサ』(西洋翁草・Pulsatilla vulgaris)。
ヨーロッパからシベリアにかけて見られる高山植物。
有毒成分を持っていますが、ヨーロッパでは民間療法の薬としても使われているそうです。
この花は『チングルマ』(珍車・Geum pentapetalum)。
東日本や北海道に自生する高山植物で、夏の大雪山では多数見られるそうです。
高山植物園の次は、歩いて『オルゴールミュージアム ホール・オブ・ホールズ六甲』へ。
オルゴールや自動演奏の楽器などを展示している施設です。
入場料は1000円で、高山植物園との『2施設共通券』ならば400円もお得な1200円です。
屋外に展示されていた自動演奏オルガン(ストリート・オルガン)。
天面のパネルにあるボタンを押しながらハンドルを回すと曲が演奏できる仕組みです。
ちなみにドイツ製。
反対側から見た図。
ストリートオルガンはパイプオルガンを小型にしたもので、パイプの数が多いほど高級な物だそうです。
ラストは『六甲ガーデンテラス』の『見晴らしの塔』。
下界の眺めは霞んでいてイマイチでしたが、空の青さは申し分ない一日でした。




     

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