2009年10月20日 東寺・梅小路蒸気機関車館

突然『お嬢様』が「東寺へ行きたい」と言い出したので、近くにある梅小路蒸気機関車館と合わせて行くことになりました。
私にとっては、どちらも約四年ぶりの訪問です。




近鉄京都駅のホームで撮影。
東寺へ行くにはJR京都駅で近鉄京都線に乗り換えです。
その気になればJR京都駅から直接徒歩でも行けます(八条口から出て約15分)。
九条通の交差点から撮影した五重塔。
前回と同様、曇り空なのが少々残念です。
境内に入ると、何かの準備中な様子。
東寺では毎月21日に弘法市という縁日が開かれるので、その前日から準備しているようです。
前回来た時はなぜか見過ごしていた、南大門の近くに建っている『修行大師像』。
西暦796年に東寺を創建した空海(弘法大師)の、修業時代の姿だそうです。

東寺のHP
東寺の講堂。
建物が横長なので、この角度からでないと全景が収まりません……。
食堂(じきどう)の向こうに見える京都タワー。
これは『不二桜』。
元々は岩手県盛岡市にあった八重紅枝垂れ桜でしたが、平成18年(2006年)に弘法大師が唐への旅から帰還して1200年なのを記念して、この東寺に寄贈され、弘法大師の『不二のおしえ』から、不二桜と命名されました。
そして東寺と言えば五重塔。
少しずつ空も晴れてきて、前回よりは良い写真が撮れました。
五重塔のてっぺんを撮影。
ちなみに、今ある五重塔は1644年に再建された五代目です。
五重塔の前で記念撮影する快傑まふっと。
『お嬢様』に撮ってもらいました。
前回来た時は沢山の亀がいた『蓮池』ですが、今回はもう寒くなる時期だからか、ほんの少ししかいませんでした……。
続いては、梅小路蒸気機関車館へ。
様々な蒸気機関車が展示・保存されているだけでなく、実際に動く蒸気機関車に乗れる『スチーム号』まであるという、その筋の人にはたまらない場所です。
(現在は京都鉄道博物館にリニューアルされています)
スチーム号の発車時間まで少し間があるので、まずは扇形車庫へと向かいます。
今日は火曜日ですが、割と入場者は多い感じです。
扇形車庫の前では、蒸気機関車ではなくディーゼル機関車がターンテーブルに載っていました。
見学の幼稚園児達が見守る中、今回も豪快に回りまくっていました。
載っていたディーゼル機関車はDE10。
それまで使われていた蒸気機関車を置き換えるために、1966年〜1978年の間に708両が製作されました。
ここにあるのは1156号機で、嵯峨野トロッコ列車の予備機としても使われています。
扇形車庫の隣には、いつもこの国鉄50系客車が留まっていて、客車休憩所といて使われています。
四年前(2005年)に来た時は単体で留まっていましたが、今回は蒸気機関車が連結されていました。
せっかくなので中に入ってみましょう。
随分と懐かしい雰囲気の車内ですね。
JRになってからも使われていたらしく、天井の扇風機にはJR西日本のロゴが入っています。
ちなみに、左側に見えるエアコンは、ここで展示されるようになってから取り付けられた物です。
座席に座った『お嬢様』を撮影。
旅先の一コマ、といった感じ。
いよいよ『スチーム号』の発車時間が近付いて来ました。
今回使われる機関車はD51。
『スチーム号』に乗車中の『お嬢様』。
ちなみに『お嬢様』は、蒸気機関車に乗るのは初めてだそうです。
車庫内に保存されているC58の1号機。
お召し列車を想定した装飾が施されています。
銀河鉄道なC62の2号機。
この時は知りませんでしたが、部品の損傷により2009年の5月から『スチーム号』を牽引する機関車としての運転を休止している最中でした。
ちなみに、2012年10月10日から運転を再開し、無事復活しました。
この時は2号機の後ろに1号機が連結されていました。
写真はその連結部分です。
何となく撮った一枚ですが、機関車&線路に加えて背景の青空も手伝って、個人的にお気に入りの写真となりました。
車庫で公開されている運転室に座る『お嬢様』。
『お嬢様』は鉄道関係には詳しくないので、かなり適当にポーズを付けています。
記念メダル刻印機でメダルを作成する『お嬢様』。
『お嬢様』は昔からこういうのが好きで、観光地などで記念メダル刻印機が設置されているのを見ると、高確率でメダルを作成します。
帰り際に撮影した、外に展示してある蒸気機関車の車輪と『お嬢様』との比較。
『お嬢様』の身長が155cmなので、台座の高さを除外すると、ほぼ同じ大きさでしょうか。
JR京都駅まで戻って来たので、例によって京都タワーを撮影。
いつもとは違い、京都中央郵便局の前から撮ってみました。
その京都中央郵便局のガラス窓に映る京都タワー。
今度は反対方向から撮影。
青空に映える紅白の京都タワーが見事です。
JR京都駅ビル10F、空中径路から撮影した京都タワー。
この高さでも夕暮れの京都市街地が遠くまで見渡せます。

左に見える三角の屋根は、今(2012年)も修理中な東本願寺の阿弥陀堂。
先に修理していた隣の御影堂から、素屋根全体をそのまま横にスライドさせるという工法を使いました。
駅ビル7F、東広場付近から撮影した京都タワー。
京都タワーは、東寺の五重塔と並ぶ京都のシンボルです。
ラストは、JR京都駅ビル内にある中村藤吉本店へ。
例によって『お嬢様』は

(っ´▽`)っ ウマー!
(o´ヮ`)b ウマー!!
(*´∀`*) ウマー!!!

な状態に突入。

……きっとこれが、彼女にとって本日のメインイベントだったのでしょう(笑)。




     

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