2009年11月7・15日 万博公園

今回は秋深まる万博公園の写真。
紅葉の訪れと共に消え行く物がありました……。




まずは11月7日の写真から。
ついにエキスポランドの観覧車の解体工事が始まり、すでに半分ほどの大きさまで解体が進んでいます。
正門の柵の隙間から撮った写真。
外周部分から一本ずつ鉄骨を取り外して解体しています。
その正門の、この時点での姿。
すでにエキスポランドの文字も無く、もはや駐輪場と化してます。
正門の入口前で『お嬢様』を撮影。
『お嬢様』は昔からエキスポランドに数え切れないほど行った思い出があるので、今回の閉園を非常に残念がっていました。
エキスポランドの入園券売り場だった場所。
もうここが開くことは二度とありません……。
正門の柵の隙間から中央案内所の方を撮影。
2012年11月現在、照明の丸い部分は全て撤去されましたが、ここに写っている木々はそのまま残っています。
気を取り直して、太陽の塔と共に記念撮影する快傑まふっと。
写真が微妙に傾いていますが、『お嬢様』曰く、私が使っているカメラは重すぎて使いづらいらしいです。
本体+レンズでも900グラムしかないのですが、やはり『お嬢様』なだけに、あまり重たい物は持てないようです(笑)。
修理不可能な状態になって引退した『花ぽっぽ』に代わり、新たに運行を開始した『森のトレイン』。
上から撮影した『森のトレイン』。
先代の『花ぽっぽ』と比べると、少し小さいでしょうか。
走り去って行く『森のトレイン』を後方から撮影。
広大な万博公園には、こういう輸送システムがあった方が良いと思います。
ひとしきり歩いた後、バラ園前の休憩所で昼食。
『お嬢様』は定番のきつねうどん、私はパンとビン入りのコカコーラ。
それにしても、ビン入りのコカコーラは、違う製法で作られているのでは、と思えるくらいおいしい……。
太陽の塔と、解体途中の観覧車。
2009年5月の時点では残っていた、『オロチ』といったジェットコースターや飛行塔などもすでに解体され、残るは観覧車のみとなりました。
相変わらず見事な『月の世界』。
デザインはシンプルですが、何度見ても飽きません。
これが本日最大の謎、日本庭園の州浜付近で拾ったカリンの実。
近くには藤棚くらいしかなかったので、どうしてこれがここに落ちていたのかは不明。
誰かがどこかから持って来て、ここに置いて行ったのでしょうか……?
なぜか突然、笑顔で走り出す『お嬢様』。
『お嬢様』は、こういう広々とした所に来ると、時々無性に走ったり、踊りたくなる衝動に駆られるそうです(笑)。
体を動かした後は、いつもの『森の足湯』へ。
今日は土曜日なので、土・日・祝日限定の『外湯・華の湯』が利用可能です。
『森の足湯』に入る『お嬢様』。
足湯は歩いた後の、足の疲労回復には効果てきめんです。
そしてなんと、この日の足湯はカリンの実を使った『カリン湯』!
もしかしたら、さっき日本庭園で拾ったカリンの実は、この足湯に使うための物を運搬中にうっかり落としてしまったから、あんな所にあった……ということなのかもしれません。

ちなみに我々が拾ったカリンの実は、生で食べるのには適さないので、この日の足湯と同様にスライスして、家の風呂もカリン湯にしました。

カリン(Wikipedia)
足の指で水面の落ち葉を拾う『お嬢様』。
さりげなく季節を感じる一枚です。
まだまだ本格的な紅葉には遠いですが、場所によっては色付き始めている所もありました。
続いて『お嬢様』を入れて撮影。
こうして写真を撮っていると、何だかカメラマンになった気分です(笑)。
続いては、もみじの滝へ。
滝へと通じる通路を通って、間近から滝が見られます。
シャッタースピードを長めにして撮影。
水の動きを感じさせる写真になります。
『ソラード』の終点にある展望タワーから撮影した解体中の観覧車。
かつてはここから、エキスポランドの全景がよく見えました……。
本日の最後は、夜を迎えた太陽の塔。
建造から40年……太陽の塔は、その三つの顔で万博公園の全てを見てきたと言っていいでしょう。
ここからは11月15日の写真です。
前回来てから8日が経ち、解体が進んでさらに一回り観覧車が小さくなっていました……。
解体された観覧車は後日、どこか別の場所に移設するという話もあったようですが、現時点(2012年)ではその後の話を全く聞かないので、結局どうなったかは不明。

ちなみに、エキスポランドの跡地を買い取った三井不動産は、この観覧車の二倍の高さとなる、高さ170メートルという新しい観覧車の建設を計画しています。

大阪 at Night ブログの記事
前回より色付きが進んだ紅葉と、太陽の塔。
今回もバラ園の休憩所でビン入りのコカコーラをゲット。
缶入りのと比べたら半分程度の容量で値段も高いのに、なぜか満足度はこちらの方が上です。
お祭り広場のイベントにあった、変わった形の自転車。
『お嬢様』は何だか乗りたそうにしていましたが、さすがに大人二人で乗るのは恥ずかしかったので、パスしました。
そして今回も、『森の足湯』に入る『お嬢様』。
我々が最後だったので、誰もいない足湯を撮影。
あまり終了時間間際に来ると、新たな湯の供給がすでにストップしていて、ぬるい足湯になっていることが多いので注意が必要です(笑)。
ラストは、小さくなってしまった観覧車と大阪モノレール。

1985年の筑波科学万博から数えて20年以上……これで見納めかと思うと残念でなりませんが、今までお疲れ様でした。




     

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