2010年4月6日 三井寺

石山寺の次は三井寺へ。
琵琶湖疏水沿いの桜も見逃せません。




石山寺駅から坂本龍馬トレインに乗って約20分。
三井寺駅に到着しました。
三井寺の近くを流れる、琵琶湖疏水沿いの桜。
同じ桜を、反対側から撮影。
三井寺に到着。
ここからでも大門(仁王門)のずっと向こうに金堂が建っているのが見え、両者が一直線に配置されていることが分かります。

三井寺のHP
金堂の西側に隣接して建っている、閼伽井屋(あかいや)。
この中には三井寺の名前の由来となった泉があり、ゴボゴボという大きな音と共に湧き出している様子が見られます。
閼伽井とは仏前に供養する水を汲む井のことで、石組みの隙間から水が湧き出すようにしているため、大きな音が鳴るそうです。
暗くなってくると湧き出す所がかなり見辛くなるので、できるだけ明るい内に見るようにしましょう。
落ちていた桜の花を拾って撮影。
見たところ、雀が花を食べようとして?下に落としているようです。
前回来た時は見事な羽を広げてくれた、孔雀舎の孔雀。
しかし今回は、しばらく待ってみたものの、羽を広げてくれることはありませんでした……。
前回来た時は修復工事中だった国宝の金堂ですが、2008年11月に工事が完了し、今回は見ることができました。
金堂は1599年に再建された物が今も現存し、中には三井寺の本尊であり、絶対の秘仏でもある弥勒菩薩像が安置されています。
数ある三重塔の中でも、特に私のお気に入りな三井寺の三重塔。
元々は鎌倉時代末期頃の建築で、1601年に徳川家康が伏見城から三井寺に移築させた物です。
石段を登った先にある観音堂を正面から撮影。
これ以上は下がれない(後ろは崖)ので、全体像が入りませんでした。
観音堂からさらに上へ登ると、『大津そろばん顕彰碑』があります。
大津そろばんは江戸時代初期に片岡庄兵衛という人が中国のそろばんを改良して作ったのが始まりで、その後大津そろばんは日本全国へ広まりました。
さらに上へ登って、観音堂展望台から暮れ行く比叡山方面を撮影。
同じ場所から撮影した、観音堂・観月舞台と琵琶湖方面の夜景。
三井寺に来たら一度は見ておきたい風景です。
観月舞台付近の夜桜。
前回来た時とは照明の色が変わっているので、見た目の印象も違って見えます。
観音堂へ通じる石段の夜桜。
この付近の夜桜は、三井寺の中でも一番のお勧めスポットです。
夜の金堂。
ライトアップにより、その名の通り金色に光っているかのようです。
三重塔と夜桜。
ここの三重塔と合わせた夜桜もなかなかのもので、三井寺では第二のお勧めスポットと言えるでしょう。
二年前に来た時とほぼ同じ場所から撮影。
今回は以前より照明が明るかったので、割と楽に撮れました。
名残惜しいですが、あまり長居すると大阪へ帰る電車が無くなってしまうので、三井寺を後にします。
写真はオレンジ色にライトアップされた大門。
帰り際にちょうど腹が減ったので、大門前にある和風レストラン『風月』で親子丼を食べました。
最初から山椒の粉が掛かっている所がポイント。

「この親子丼は正解だった」
ラストは二年前の時と同じく、琵琶湖疏水の夜桜。
前回はアップで撮りましたが、今回は引いて撮影。
この方がかえって綺麗に写るかもしれません。

というわけで、本日は疏水に映る夜桜を眺めつつ終了です。

(今回の動画)
京阪電車・石山坂本線 錦〜三井寺   三井寺




     

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