2010年5月28日 下鴨神社など

今回は『お嬢様』の希望で下鴨神社方面へ。
どうしても行きたい店があったようです。




四条大橋から撮影。
この上空は飛行機の航路になっているようで、飛行機雲が交差していました。
太陽と重なる飛行機雲。
新しい飛行機雲も描かれて、空がにぎやかです。
日本最古の劇場、京都四條南座。
太陽の光を浴びて、いつもより屋根が白っぽく光っています。

南座(Wikipedia)
鴨川の納涼床。
この時期、京都では定番の風景です。

納涼床(Wikipedia)
祗園四条駅から京阪電車に乗って下鴨神社へ。
下鴨神社へ来るのは、私は約五年ぶり、『お嬢様』は今回が初めてです。
新緑真っ盛りの、糺(ただす)の森。
前回来た時よりも季節が一ヶ月進んでいるので、緑の濃さがまるで違います。
南口の鳥居。
ちなみに下鴨神社では21年ごとに式年遷宮が行われ、第三十四回目の式年遷宮が2015年に行われます。

下鴨神社HP・式年遷宮のページ
下から見上げると迫力のある楼門。
左右の回廊と共に、重要文化財に指定。
同じく重要文化財の舞殿。
今日は陽射しが強いせいか、日除けが増設されていました。
本殿の手前にある弊殿。
横長なので斜めから撮影しないと全体を写真に収められません。
この奥の本殿は西本殿と東本殿に分かれていて、祭神はそれぞれ『賀茂建角身命』(かもたけつぬみのみこと)と、『玉依姫命』(たまよりひめのみこと)。
前回来た時は工事中だった『御手洗池』(みたらしいけ)でしたが、すでに工事も終わって新しい姿を見せていました。
ただし池の水量は少なめ。
その水の中にカルガモを発見。
水量が少ないので、泳ぐというよりはほとんど歩いていました。
御手洗池の上に建つ御手洗社の由来。
御手洗社は別名で、正式には井上社と呼ぶようです。
毎年流鏑馬が行われる馬場も、緑が濃くてまるでトンネルのようです。
ちなみに『お嬢様』は、こういう広々とした所に来ると突然意味も無く走り出そうとするので、抑えるのが大変でした(笑)。
前回来た時にも撮った『河合神社』の鳥居。
今回は反対側から撮ってみました。
河合神社の入口。
河合神社に祀られているのは美人の神様・玉依姫命(たまよりひめのみこと)と、サッカーの神様・八咫烏神(やたがらすのかみ)。

この時点では、うっかりしていると気付かずに通り過ぎてしまうくらい目立たなかった河合神社ですが、二年半後の2012年11月に再び来た時は、まるで同じ神社とは思えないくらいに様変わりしていました。
境内に置かれている、かつて鴨長明が使った方丈の復元模型。
五年前に来た時は有料で公開されていましたが、現在は無料で公開されています。
下鴨神社の西を通る下鴨本通沿いにある、『加茂みたらし茶屋』。
この店こそが、みたらし団子発祥の地。
みたらし団子好き(甘いものなら何でも好きですが)な『お嬢様』の、本日最大の目的地です。
これが『加茂みたらし茶屋』のみたらし団子。
『お嬢様』曰く、「タレがとても上品な甘さで、団子自体も小振りで女性にも食べやすく、最高に美味い」とのこと。
店内だけでなく庭にも席があるので、外でみたらし団子を食す『お嬢様』。
三本食べ終えるのに二分少々しか掛かりませんでした……。
少し時間が余ったので、清水寺方面へも寄り道することに。
八坂神社では主に欧米からの観光客が目立ちました。
絵馬を見たら、そこには某異世界におられる吸血鬼の妹様が!
ちなみに我が家の『お嬢様』も、吸血鬼と波紋使いを合わせたような能力を持っています(誇張無し)。
二年坂の途中にある『港屋』。
大正時代の画家、竹久夢二 (たけひさ ゆめじ)が住んでいた場所に建つ店です。
小物類を売っている他にも、店頭で焼き上げている『黒豆きんつば』と『芋きんつば』は絶品!
清水寺に到着。
私が昼間に来るのは約三年ぶり、『お嬢様』は記憶に無いくらい久し振りだったそうです。
清水寺名物、音羽の滝。
『お嬢様』が一人で水を受けている写真も撮ったと思ったのですが、なぜか見つかりませんでした……。
ラストは、京阪電車の特急・大名行列バージョン。
写真のような二階建て車両も連結されている京阪特急ですが、特急料金無しでも乗れるのが良い所です。

(今回の動画)
その1 糺の森   その2 みたらし社と鴨   その3 流鏑馬の馬場




     

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