2010年11月24日 紅葉に染まる京都(その1)

万博公園に続いて、例年通り京都の紅葉にも突撃。
今回は、とある有名人の墓へも行きました。




四条大橋の上から撮影した、鴨川のユリカモメ。
この季節、かなりの数が集まっていました。

ユリカモメ(Wikipedia)
円山公園内の、池の様子。
手前にドッシリと座っているアヒルが、まるで池の主のような風格を漂わせていました。
まずは清水寺へ。
紅葉の季節は夜に来ることがほとんどですが、今日は昼と夜の両方に清水寺を訪れるという計画です。
見頃を迎えた清水寺の紅葉。
夜になってライトアップされれば、また違う姿を見せてくれるでしょう。
清水の舞台から見下ろした紅葉。
阿弥陀堂付近の紅葉。
奥の院付近から、清水の舞台を背景に紅葉を撮影。
昼間に清水寺へ来たなら絶対に外せないのが、このビン入りのバヤリースオレンジ。
昔の味が今も味わえる一本に、涙が出そうなほど感動できます。
そのビン入りのバヤリースオレンジを売っている売店の前から撮影した紅葉と三重塔。
清水寺の次は、坂本龍馬の墓がある京都霊山護国神社へ。
私が以前にここを訪れたのは、まだフィルム式のカメラを使っていた2004年11月22日なので、ちょうど六年ぶりになります。
京都霊山護国神社の拝殿。
この神社は1868年、明治維新で倒れた志士達の御霊を祀るために建立されました。
また、第二次世界大戦で亡くなった兵士達の霊も祀られています。
この神社の紅葉も、なかなか見事。
坂本龍馬の墓へと続く石段の途中から撮影した風景。
八坂の塔を含めた京都市街が見渡せます。
石段を登ると、坂本龍馬と中岡慎太郎の銅像があります。
個人的に一番気に入った角度から撮影。
もしこの二人が暗殺されずに生きていたら、その後の歴史はどう変わっていたのだろうか……。
坂本龍馬と中岡慎太郎の墓も、並んで建てられています。
また、ここからさらに上へ登ると、高杉晋作や木戸孝允らの墓もあります。
京都霊山護国神社の次は南禅寺へ行き、来た道を引き返して知恩院へ向かいます。
写真はその途中で撮った、夕暮れを迎える平安神宮の大鳥居。
夜の知恩院へは2007年11月以来、二度目。
前回来た時は閉じられていた三門も、今回は開放されています。
その三門を、斜め後方から撮影。
見所の一つ、友禅苑の池に建つ観音像。
手前の紅葉と奥に見える三門も含めて、横から撮ってみました。
法然上人を祀る本堂・御影堂。
知恩院は徳川家と関係が深かったので、正面の幕にも葵の御紋が入っています。
ちなみに御影堂は2012年から8年間の予定で、解体を伴う大修理が行われています。

知恩院のHP  御影堂大修理のページ
知恩院(Wikipedia)
幕の後ろから、照明を隠して撮影。
夜ですが、『左甚五郎の忘れ傘』もライトアップされていて、楽に撮影することができました。
経蔵付近の風景。
経蔵は三門と同じ1621年に建てられ、中には六千巻ものお経が収められています。
知恩院の次は清水寺へ。
やはり夜の方が、人出が多い感じです。
清水の舞台&紅葉、夜バージョン。
遠くに見える京都タワーを撮影。
手持ち撮影だとなかなかうまく写せないのですが、今回はブレることなく、今までで一番はっきりと撮影できました。
釈迦堂と、その背後の山中から照射される、恒例のサーチライト。
この光は肉眼で見ると白く見えるのですが、二代目のデジカメに買い換えてからは、シャッターを長めに開けると青っぽく写るようになりました。
いつもの場所から撮影した清水の舞台。
何度見ても飽きさせない趣があります。
夜の紅葉、山吹色に輝く。
完全な無風状態で撮影した池と石灯籠。
池の水面が文字通り鏡のように灯籠を映しています。
帰り際に撮った仁王門・西門と、昇ってきた満月過ぎの月。
ラストは、まねき上げの準備が行われている最中の京都四條南座。
この年のまねき上げは11月25日に行われたので、ちょうど前日夜の写真になります。

というわけで、本日はこれにて終了。
次回は主に南禅寺方面の紅葉をお送りします。

(今回の動画)
四条大橋のユリカモメ   八坂神社・円山公園   清水寺   霊山護国神社

夜の知恩院   夜の清水寺




     

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