2006年10月12日 八幡市周辺

胆石のために二度目の入院を終えてから、わずか二日後……とにかく外で動きたくなった私は、こっそりと出掛けてしまいました。
桜の季節からちょうど半年経った、秋の八幡市へと……。




春の桜の時と同様、京阪電車に乗って八幡市へ。
八幡の桜へと続く、御幸橋を渡ります。
当然ながら八幡の桜も、秋には緑が生い茂っています。
2005年4月の写真(上から4枚目)と見比べてみよう!
桜のトンネルだった場所も、今は緑のトンネルです。
それにしても、怖いぐらい人がいません……。
堤防の終点から望む、秋の天王山。
春とは違って手前の木々が緑に包まれているため、向こうを走る新幹線や阪急電車の姿がほとんど見えなくなっていました。
堤防の終点付近には、木津川・宇治川・桂川の合流地点を示す標識があります。
まさにここが淀川の出発点です。
2005年4月の写真(下から4枚目)と見比べてみよう!
2006年4月の写真(上から5枚目)と見比べてみよう!

……決して解説文の手を抜こうとしている訳ではありません(笑)。
御幸橋付近に建っている、京都八幡木津自転車道の標識。
嵐山から奈良県付近の木津町まで続いている、全長45kmの自転車道です。
この辺りはその中間地点に近い所に位置しています。
この御幸橋から嵐山まで約20km。
自転車なら2時間もかからないでしょう。
ちなみに快傑まふっとの自宅から嵐山までは、追い風に恵まれると片道3時間半で到着します。
(その代わり、向かい風になる帰り道は大変ですが……)
この御幸橋から木津町の泉大橋までは約25km。
大阪〜嵐山ルートを制覇したら、次はこちらのルートにチャレンジしてみましょう。
途中にある『八幡の流れ橋』は、寄り道してでも見ておく価値のある場所です。

ちなみに、2003年4月時点の情報では、終点の看板の裏には牛小屋が存在していました。
八幡市駅から一駅南に向かい、橋本駅で降りると、西遊寺という寺がありました。
調べてみると、その歴史はかなり古く(1300年前くらいからあるらしい)、幕末の鳥羽伏見の戦いの際にはなぜか弾薬庫が中に建てられ、それは今も倉庫として使われているとのこと。

なので、『西遊記』とは一切関係ありませんから、どうかお間違えのないように。
橋本駅からさらに南へ数分歩くと、そこには広々とした水田が広がっていました。
もはや我が家の近くでは決して見られない風景です。
この風景に、京阪電車のカラーは良く似合いますね。
見事なまでに豊作です。
果たして私は、ここで収穫された米を食べたことがあるのだろうか……?
「陽を浴びて 光り輝く 稲穂かな」
まさに黄金の秋ですね。




     

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