2010年3月3〜14日 万博公園
万国博覧会の開催から40周年を迎えた万博公園。
EXPO'70パビリオンの開館など、色々と動きのあった3月の写真をまとめてお送りします。
まずは3月3日の写真から。 エキスポランド跡地に3月27日オープンする『ファームエキスポ』の準備が進められています。 それと同時に、昔からあった照明灯の丸い部分が取り外されていました……。 |
|
ファームエキスポの農産物直売所、エキスポマルシェの建設風景。 今思うと、オープン約三週間前の時点で、この状態だったのか……。 |
|
梅まつり期間中だったので、次は梅を撮影しようと自然文化園へ。 しかし……。 |
|
入口のシャッターが閉じられていました。 なんと……この日は、休園日! そうと知らずに私は来てしまったのでした……。 とはいえ、昼間にここが閉じられている場面が見られるなんて、ある意味貴重な体験かも(笑)。 上の写真を見て分かるように、間違えたのは私だけではないので大目に見てください(爆)。 |
|
そんな訳で、この日は早々と撤退する羽目に……。 写真は帰り際に撮った、大阪モノレール・関西電力バージョン。 |
|
ここからは3月12日の写真です。 『ファームエキスポ』オープンの告知が出ています。 |
|
パッと見た感じ、そんなに作業は進展していないような……。 照明灯は、3月3日に外されていた丸い物に代わって、新しいのと交換されていました。 |
|
自然文化園内を走る『森のトレイン』。 以前に見た時と比べて、機関車部分のカラーリングが変更されています。 |
|
万博開催当時から残っているパビリオンだった鉄鋼館を改装して、当時の資料や展示品を保存する『EXPO'70パビリオン』が、いよいよ翌日の3月13日に開館します。 | |
オープン前日なのでまだ入る事は出来ませんが、中の様子を覗き見る事は出来ます。 これは……あのエキスポタワーの一部でしょうか? |
|
夢の池近くの、休憩所の屋根と骨組みが修理中&塗り直し中。 これが万博開催当時からあったのかは不明ですが、見た感じでは数十年ぶりのお色直しみたいです。 |
|
そして夢の池は、昨年から引き続き水が消えたまま。 元に戻るのには、まだまだ時間が掛かりそうです。 |
|
池の水が復活するまで、ひたすら待機中のボート達。 文字通り暇を持て余している感がありありです。 |
|
池の斜面には一箇所だけ傾斜の緩やかな所があります。 どうやら夢の池を作った時に使われた作業車両用の道路らしいのですが、詳しい事は不明です。 |
|
夢の池の近くで行われていた下水道工事の現場に置いてあった、錆びたパイプと鉄柱らしき物。 これも今まで40年間、地中にあった物なのでしょうか……。 |
|
次は日本庭園へ行ってみると、この写真のような車両が何台もあって、何やら作業中の様子。 | |
何をしているのかと思えば、日本庭園の中でも最も大きな池、心字池の浚渫工事。 | |
水が抜かれた心字池の風景。 工事のためとはいえ、夢の池に続いて心字池まで水が無くなるとは予想外でした。 |
|
上流からの水の流れを止め、土嚢を積んで池に水が入らないようにしています。 それにしても、これだけの堤防を作るのに何袋の土嚢が必要だったのでしょうか……。 |
|
そして浚渫工事の様子。 先程の車両(超高圧洗浄車)からホースを伸ばし、凄い勢いの水を噴射して汚れを落としていきます。 これだけ広い池な上に、この40年間に溜まった泥の量は半端ではないはず。 大変な作業だったことでしょう。 |
|
水が無くなったおかげで全体が見えるようになった池の灯籠を、望遠レンズで撮影。 万博開催以来40年間ずっと水に浸かっていたはずなので、誰もが初めて見る姿という事になります。 |
|
反対側から撮影した、水の無い心字池。 工事が終わればすぐに水が入って元の姿に戻るので、この風景も今しか見られないレアなものとなります。 |
|
日本庭園の梅を撮影。 ちょうど満開に達した頃でした。 |
|
その梅の周りを蜂が飛び回っていたので、止まった所を狙って撮影。 | |
今回は望遠レンズを持って来ていたので、太陽の塔の特徴的な三つの顔をアップで撮ってみました。 まずは背中側にある顔、『黒い太陽』。 |
|
毎度おなじみ、正面にある『太陽の顔』。 | |
そして光り輝く『黄金の顔』。 ちなみに、この写真を撮った約二週間後の3月27日からは、目の部分のライトが万博開催当時と同様に、毎夜点灯されるようになりました。 |
|
ここからは3月14日の写真です。 前日に開館したばかりのEXPO'70パビリオンには、館外へはみ出すほどの列が出来ていました。 |
|
相当な数の人が来たらしく、午前中の時点で入館制限が掛かるほど。 これはまた日を改めて来た方が良いようです。 |
|
何か進展はないものかと、この日も水の無くなった夢の池へ。 2009年11月の写真と比べると、いつの間にか積もった泥などがきれいに掃除されて、池の底がよく見えるようになっていました。 |
|
池の底を一直線に走る溝(排水溝?)。 この中を歩いたらどんな風景が見えるのかと思いましたが、残念ながら立入禁止です。 |
|
この日は『ABC万国博マラソン大会2010』が行われていました。 写真はスタート直前の様子。 |
|
老若男女が思い思いのペースで走っています。 それにしても、私が本気で長距離を走ったのは約20年前、高校の体育の授業で5.6km走ったのが最後だっただろうか……。 |
|
二日前に来た時は浚渫工事の真っ最中だった心字池。 まだ通常より水位は低いものの、水が入っているので工事はほぼ完了したようです。 |
|
浚渫工事により心字池では水が濁った端の方へと鯉が追いやられてしまいましたが、日本庭園東側にあるこい池では、いつも通りの鯉の大群が見られました。 | |
この日は『万博公園ふれあいの日』という無料デーで、この国立民族学博物館も入場無料。 せっかくなので、久しぶりに行ってみることにしました。 |
|
国立民族学博物館には、世界中の様々な民族の文化資料が収められています。 この写真はアフリカ・ガーナ共和国の、エビの形をした棺桶。 このような棺桶は、死者の生前の職業や特技にちなんで製作されるそうです。 |
|
青森、弘前のねぷた祭りに使われる山車もまるごと展示。 高さ5メートルはあると思われる大物です。 |
|
そしてラストは、この国立民族学博物館で私が一番気に入っている展示品、『踊るホッキョクグマ』! 芸術方面には疎い私ですが、これには感動するしかありませんでした。 もし、ここの展示品の中から一つだけもらえるとするなら、迷わずこれを選びますね。 と言う訳で、色々と見所のあった2010年3月の、万博公園の写真をお送りしました。 |
(今回の動画)
大阪モノレール 万博公園・森のトレイン 心字池の浚渫工事 万博公園の雀 水の無い夢の池 その2
万博公園・梅林 ABC万国博マラソン大会2010 日本庭園の鯉 万博公園・その他もろもろ