2006年11月29日 晩秋の京都(その3)

嵐山の次は金閣寺へ。
京都と言えば金閣寺は外せません。




嵐山から終点の北野白梅町に到着。
なお、京福電車の運賃はどこまで乗っても一律200円です。
北野白梅町からバスに乗れば早く金閣寺に着きますが、途中の北野天満宮にも寄りたかったので、徒歩で西大路通りを北上。
写真は途中にある平野神社。
桜の名所でもあります。
平野神社経由で北野天満宮へ向かうと本殿の裏手に出てしまうので、写真の一の鳥居がある正面から入りたい時は、北野白梅町から東に(改札を出たらそのまま正面に伸びる大きな道に沿って歩く)向かいましょう。
北野天満宮の拝殿。
北野天満宮は、かの菅原道真を祀っており、学問の神様として知られています。
また、梅の名所としても有名です。
北野天満宮でのんびりしていたら、危うく金閣寺の拝観時間に間に合わなくなるところでした。
急いで金閣寺に向かって、何とか閉門する前に到着。
金閣寺に来るのは10年ぶりくらいでしょうか……。
もう夕暮れ時なのでいつもの輝きはありませんでしたが、文字通り京都のシンボルと言っていい素晴らしさです。
側面から裏側に回り込んで撮影。
残り時間がギリギリだったため、最低限の写真を撮ったのみで、今回はゆっくり鑑賞する暇がありませんでした……。
金閣寺からバスに乗って四条方面へ移動。
今までは前を通り過ぎるだけで中に入ったことがなかった高台寺へ行きました。

高台寺は1606年に豊臣秀吉を弔うために建てられた寺で、秀吉の妻・北政所(ねね)が亡くなるまで住んだ所でもあります。

高台寺も清水寺と同様、毎年この時期には夜のライトアップを行っていて、多数の人が訪れます。
拝観料は600円。
デジカメに切り替えて一番良かったと思えることは、こういう夜の紅葉などの写真が以前より撮りやすくなったことです。
紅葉だけでなく、庭もライトアップされていました。
写真で見ると今ひとつ分かりませんが、実際には何種類もの光のパターンが使用されて見応え充分です。
庭園の風景。
偃月池と臥龍池という二つの池を中心として構成されており、桃山時代を代表する庭園だそうです。
実際に見ないと分からないかもしれませんが、照明の当て方が見事でした。
臥龍池に映る紅葉。
こういう風景が見られるのも、現代の照明があるからこそでしょうか?
月の光のみだと、どう見えるのか興味がありますね。
高台寺は思っていたよりも広く、見事な竹林まであります。

本日の京都巡りは、これにて終了。
やり残したことがいくつかあったので、明後日はそれらを成し遂げるために嵐山から再スタートです。

(その4に続く)




          

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