2008年11月13日 神戸森林植物園(前編)

今回私が初めて行く神戸森林植物園は、六甲山地の摩耶山西側に位置する広大な植物園です。
この時期の見所は、何と言っても紅葉!
特にこの2008年は、色付きの綺麗な当たり年でした。




神戸森林植物園へ行くには、大阪からなら阪急電車・神戸線に乗って新開地駅まで行き、そこで神戸電鉄に乗り換え、北鈴蘭台駅で降ります。
(三田行きか有馬温泉行きに乗りましょう。西鈴蘭台行きなどは、途中から逆方向に向かうので駄目です)

写真は新開地駅9時11分発の普通・三田行き。
新開地から約17分で北鈴蘭台駅に到着。
写真にはありませんが、山を登っていく路線なので、たまに車窓から遠くの海が見えたりもします。
改札を出たら駅東口の階段を登り地上に出て、
坂の上方向にある森林植物園行きの無料送迎バス停留所を目指しましょう。
この無料送迎バスは一時間に一本しかないので、乗り遅れないよう事前に発車時刻を確認して、少なくとも発車の15分前には並んでおくべきです。

(森林植物園行き送迎バスの発車時刻表)
この時の私は、送迎バスの発車までまだ30分以上あったので、これなら余裕で間に合うと思い込み、駅のロッテリアでのんびりと朝食タイム。
実はロッテリアの朝メニューは、この時が初体験でした。
ポテトが皮付きのナチュラルポテトなのが、個人的にポイント高し。
そして送迎バスの発車10分前に停留所に着いたら……ご覧のように長蛇の列!
積み残されて置いて行かれるかと思いましたが、ギリギリで乗ることに成功。
あ、危なかった……。

ちなみに、もし送迎バスに乗り損ねた時は、素直に次のバスまで一時間待つか、タクシーに乗ることをおすすめします。
ここから徒歩で森林植物園に行くことも可能ですが、着くまでに登り坂を歩いて40分も掛かる上に、途中には歩道が無く、車道を歩かなくてはならない場所もあるので危険です。
そして神戸森林植物園に到着。
天気も快晴で、絶好の日和です。
正門付近に多数あるメタセコイアの木。
見事な紅葉に、もうこれを見られただけでも元が取れた気分です。
正門から入ってすぐの所にある、森林展示館内に展示されている、巨大なセコイアオスギの輪切り標本。
幹の直径は5.4メートル、樹齢は約2000年。
長谷池方面へ少し進むと、色鮮やかな紅葉が次々と見られます。
空が青いので、同じ紅葉でも色の映え具合が格段に良いです。
長谷池へ行く前に、西門方面へ寄り道。
西門の近くにもメタセコイアが多数生えています。
この写真は、メタセコイアの木の根元から真上を見上げて撮影したものです。
西門から先に進むと、昭和48年に作られた青葉トンネルに到着。
この幹線園路を作る時に、できるだけ元の地形を壊さないために、このトンネルを掘ったらしいです。
森林植物園のほぼ中央に位置する、長谷池に到着。
池の周囲には紅葉した木々が並び、見事な眺めです。
池の近くで絵を描いている人を発見。
……う、うまい!
これまでにも、八幡の桜哲学の道で絵を描いていた人に出会いましたが、この人も相当な腕前ですね。
長谷池付近の紅葉。
真っ赤な紅葉が日の光を浴びています。
長谷池に浮かぶ島の中には、なぜか鳥居が……。
ここから先は立ち入り禁止なので詳しい由来などは不明ですが、とりあえず鳥居とあらば即撮影、が私の信条です(笑)。
逆光で撮影した紅葉。
長谷池の近くにある、カモシカ園付近の紅葉。
この辺りは日が傾くとすぐ影になるので、できるだけ早い時間に撮影するのが無難です。
この長谷池周辺の紅葉は実に見事で、この園内で一番の紅葉スポットとなっています。
水面に映る紅葉が、まるで絵画のような世界を作っています。
まだまだ続く神戸森林植物園の紅葉……次は野鳥の森から東門方面へ向かいます。

(後編に続く)




          

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