2009年4月6日 八幡の桜・石清水八幡宮など

本日のコースは毎年定番の、八幡の桜(背割堤)と石清水八幡宮に加え、夜の二条城へ行きました。




背割堤へ行く前に、ケーブル乗り場付近の桜を撮影。
この辺りの桜も、なかなか見事です。
数年前から建設が進められている、新しい御幸橋。
橋桁も対岸まで繋がって、いよいよそれらしい形が見えてきました。
完成すれば三代目の御幸橋となります。
こちらは昭和5年完成の、現在使われている二代目の御幸橋。
新しい橋が完成すれば、この橋ともお別れという事になってしまいます……。
桜のトンネル入口にある、いつもの看板。
やはり今年も、今までと全く同じ看板が使われていました。
しかしよく見ると、年によっては両サイドにあるパーツの取付位置の高さが違うという微妙な違いがあります。
それがどうしたと言われれば、それまでですが(笑)。
2005年に来た時以来、久しぶりにここで絵を描いている人を発見。
……う、うまい!
その才能の100分の1でいいですから、私に分けてください……。
桜のトンネル終点から望遠レンズで撮影した、天王山中にある酒解神社の鳥居。
去年は実際に、この鳥居の所まで登って行きました。
同様に望遠レンズで撮影した新幹線。
N700系です。
毎年定番の構図。
写真でも凄いですが、実際に見たらもっと凄いので、一度はここに来る事をおすすめします。
桜越しに撮影した御幸橋と男山(石清水八幡宮)方面。
背割堤の次は、石清水八幡宮へ。
この写真のように京阪八幡市駅のすぐ隣にも桜が咲いているので、ホームからでも桜を眺められます。
男山ケーブルに乗ろうとしたら、わずかの差で乗り遅れてしまいました……。
仕方ないので、登って行く車両を撮影。
石清水八幡宮に初めて来た時(2005年)から、すでに老朽化した姿を見せていたこの建物(蔵?)ですが、いよいよ倒壊の恐れが出て来た模様。
何やら工事中の南総門。
石清水八幡宮では平成5年(1993年)から『平成の大修造』を行っていますが、その第一期工事がこの年の3月に終わったばかりでした。
南総門は2009年10月から始まる第二期工事の対象です。

石清水八幡宮のHP
石清水八幡宮・平成の大修造第二期工事のページ
第一期工事で修復された本殿。
第二期工事では、本殿周囲の回廊が修理され、完全な姿を取り戻します。
去年買った時は、凶が出てしまった『鳩みくじ』。
果たして、今年は何が出るのかと思って買ってみたら……。
……なんと、出たのは『平』(たいら)!?
こ、これは一体???
とりあえず悪い事は書いてないので、凶よりは良いみたいです。
後で調べてみたところ、平とは『吉凶の変動が小さい』という意味で、要するに『普通』だそうです。
それにしても、おみくじにこういう結果があるとは知りませんでした……。

ちなみに石清水八幡宮以外では、下鴨神社のおみくじでも平が出るそうです。
絵馬の中に、何だか見覚えのあるキャラが……。
「ゆっくりしていってね!」
今回の、供御所に掲げられている今月の言葉は、江戸時代の石清水八幡宮・宮大工である藤原尚次の言葉。

その意味は「八幡大神の御事跡を人々が慕い、その御神縁に感謝し、敬神の念を発揮して、再び(八幡宮の建物を)建て直せば、男山は昔の姿を取り戻し、さらに世の中は栄えて、人として正しい道も明らかになる」というものです。
相変わらず見晴らしが悪いままの展望台から、昨年と同様に背割堤の桜を望遠レンズで撮影。
去年と比べて撮影時間が一時間早い(午後4時)ので、まだ人の姿が多数見えました。
こちらはかろうじて撮影できた、木津川の鉄橋を渡る京阪電車。
石清水八幡宮の次は、夜の二条城へ。
日没直後なので、まだ空が明るいです。
ちなみに入城料は大人400円で、和服を着た人は無料です。
外堀の水面に映る石垣。
『桜の園』の桜と、夜空の月。
カメラの絞りを絞って撮影すると、ご覧のように照明から光条が発生した写真を撮ることができます。
去年は偶然撮れた光条でしたが、今年は狙って撮れました。
清流園の風景。
一本だけある桜が目立ちます。
清流園は西半分が和風庭園、東半分が洋風庭園という、和洋折衷の庭園です。
桜の向こうに輝く月。
ラストは、二の丸御殿の台所で行われた箏(そう)の演奏会。
箏は琴に似てますが、違う楽器だそうです。
(Wikipedia)

という訳で、本日は雅な音色を聞いて締めくくることになりました。




     

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