2010年11月30日 紅葉に染まる京都(その3)

2010年度最後の紅葉探訪は嵐山方面へ。
夜の大覚寺にも行きました。




外観がリニューアルされた阪急嵐山駅。
より京都っぽい雰囲気になりました。
この当時の、京都八幡木津自転車道・嵐山側の起点&終点。
ここから御幸橋を経由して、木津川市の泉大橋までの45kmに渡って自転車道が続いています。
ちなみに、泉大橋側の終点は→こんな感じ。

なお、2015年現在、この自転車道の起点&終点は、この場所から200メートルほど西にある中ノ島橋のすぐ近くへと移設され、道路の舗装も真新しくなっていました。
中ノ島橋の上から撮影した紅葉。
よく見ると、保津川下りの船を陸揚げする場所も、遠くに見えます。
桂川にもユリカモメが飛来。
寒い季節の代表的な鳥です。
この日は平日だったせいか、渡月橋を歩く人も少なめ。
嵐山通船の屋形船。
所要時間30分の遊覧船や食事持ち込み可の貸し切り船などの他にも、夏場には鵜飼い見学船も運航しています。

嵐山通船のHP
保津川下りの船が帰って来ました。
紅葉の季節はかなり混むので時期をずらした方が無難ですが、一度は紅葉真っ盛りの時に乗ってみたいですね。
乗客を降ろした後、渡月橋の向こうにある船着き場に到着した所。
前出の写真にもあるように、保津川下りの船はここから陸揚げされて上流へと戻されます。
続いては、約二年ぶりに大悲閣千光寺へ。
その途中、川の中の岩が目に付いたので対岸の紅葉と共に撮影。
後になって見覚えのある写真だと思ったら、四年前にも同じ場所で写真を撮っていました。
大悲閣千光寺へ向かう途中にある、渡し船の乗り場。
この付近には橋が無いので、短時間で対岸へとショートカット出来る上に、軽い船旅気分も味わえるので、一度は乗ってみる価値がありそうです。

ちなみに、四年前に渡し船を撮影した時の写真は→こちら。
紅葉の中を進む遊覧船。
こういう風景には、竿で漕ぐ船が似合います。
大悲閣千光寺への参道を登っている途中の紅葉。
さっきまで目の前にあった川面が、はるか下方に見えます。
大悲閣千光寺の仏殿に安置されている、本尊の千手観音菩薩像。
仏殿の近くにいた犬があくびをした瞬間。
ちなみに、この犬の名前は「すみれ」と言うそうです。
今も元気にしているのでしょうか……。
大悲閣千光寺の客殿(月見台)の様子。
大悲閣千光寺は2012年に改修工事を行ったので、今では見られない風景となっています。

大悲閣千光寺のHP
曇り空ですが、ここからの絶景は健在。
望遠レンズで撮影した吉田山(たぶん)。
標高は105メートルですが、周囲に高い建物が無いので目立って見えます。
日没後の風景。
ライトアップされた紅葉の中でトロッコ列車がしばらく停車し、再びゆっくりと進んで行く姿が見られました。
夜になってからはバスに乗って大覚寺へ。
夜間にここを訪れるのは初めてです。
鐘楼と紅葉。
大晦日にはここで除夜の鐘をつくこともできます。
御影堂から勅使門を撮った写真。
ライトアップされた牛車(?)が置かれていました。
大沢池の紅葉も良かったですが、放生池の近くから撮ったこの景色がこの日一番のお気に入り。
鏡と化した水面に映る心経宝塔と、その周辺の木々が素晴らしかったです。
新設された独特の照明が風情を出している、阪急嵐山駅のホーム。
夜遅くだと不思議なくらい乗客の少ない嵐山線に乗って、本日は終了です。

(今回の動画)
渡月橋周辺   大悲閣千光寺   嵯峨野トロッコ列車   夜の大覚寺




     

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