2011年2月15日 雪の鞍馬山(前編)

2008年の2月以来、三年ぶりの鞍馬山。
今回も雪が積もった中を登りました。




例によって出町柳から叡山電車に乗って雪景色の鞍馬に到着。
何気に駅名標が新しい物に替わっています。
鞍馬駅の駅舎。
「近畿の駅百選」にも認定されています。
駅舎の中を撮影。
懐かしいタイプのストーブが置いてあって、雰囲気が出ています。
駅舎の中に飾ってあった巨大な松明。
毎年10月22日に行われる鞍馬の火祭で使用される物で、これでも少年用(長さ3.5メートル・重さ60キロ)。
大人用は重さがこれの二倍、120キロもあるそうです。
鞍馬寺に到着。
三年前と比べると、積雪はやや少なめで、雪も降らずに時々青空が見える天気でした。

鞍馬寺のHP
いつもの急な坂道を登って、由岐神社の鳥居前へ。
拝殿の向こうに大杉の幹が見えます。
大杉の手前にある、岩上社。
御神徳は山岳安全登山で、古くからこの鞍馬山にある社だそうです。
三年前(2008年)の時と違って鳥居などが新調されていますが、ここ以外にも屋根や看板などが新しくなっている場所がいくつかありました。
大杉(願掛け杉)の全景。
高さは53メートル、樹齢800年。
杉の木としては、かなり限界に近い高さまで伸びています。
石段の上から見た大杉と拝殿。
鞍馬山と言えば天狗なだけに、予想通りの絵馬がありました。
ちなみに私は、今(2016年)でもフルコンプは達成していません(笑)。
由岐神社を過ぎた後は、本堂を目指します。
その途中にあったのが、山本青瓢の句碑。
詳しい解説は、こちらのページへどうぞ。
雪を被った中門(勅使門)と石置き場。
石置き場にはマムシが潜んでいるらしいので、暖かい季節の時は気を付けましょう。
何に使う石なのかは分かりませんが、こうして積まれている上に雪まで加わると、どことなく風情を感じます。
中門を過ぎた後も、ひたすらつづら折りの坂道を登ります。
写真では緩やかな坂に見えますが、割と急勾配な石段も多々あるので、積雪がある時など足元が不安定な時は要注意です。
無料休憩所、洗心亭の前に置かれていた自動販売機。
我が家の近くでは見たことがないメーカーの自販機だったので、思わず撮影。
この中では『スコール』が最も名の知られた商品でしょうか。

南日本酪農協同(Wikipedia)
鞍馬寺の本殿・金堂に到着。
本殿の前にある除雪された部分の床は金剛床と呼ばれ、修行の場となっています。
三年前の時と同じ構図で撮ってみました。
この後は前回と同様に、奥の院を通って貴船神社へと向かいます。

(後編に続く)

(今回の動画)
叡山電車・鞍馬線 二ノ瀬〜鞍馬   由岐神社・鞍馬寺




          

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